2020/09/25
映画は10月10日より公開
本年のロッテルダム国際映画祭に正式出品された遠藤麻衣子監督の映画『TOKYO TELEPATH 2020』が10月10日(土)よりシアター・イメージフォーラムにて公開。
今回、映画公開に先駆けて同映画で音楽も担当している服部峻による『TOKYO TELEPATH 2020』のイメージ楽曲「まなざし」が本日配信リリースされた。
■楽曲「まなざし」について
「まなざし」(英語名、Gaze)は、映画『TOKYO TELEPATH 2020』(遠藤麻衣子監督、10月公開)劇伴制作のなか生まれました。この曲は映画の予告編に使われています。本編での使用はないものの、映画の世界観を共有する「イメージ曲」として完成させました。複数のトラックにゲート処理(ブツブツ音)を施したピアノ曲で、全て平均律ながら、調性的にも踏み込んだ作曲をしています。『TOKYO TELEPATH 2020』は「東京」「テレパシー」がテーマとなっていて、見えない「視線」というものをテーマに、更にそこから掘り下げて、作者(私)自身が日頃から感じている「他人の目」「社会の目」というものを表現しました。子供から大人に成長する過程で学び取る「社会の常識」「一般常識」というものも、ある種の同調圧力という側面があると思います。そこからはみ出した、生きづらさだったり居場所の無さを感じている人々が、東京という街には溢れていると感じます。みんな自分と近い考えを持った「仲間」に出会うチャンスの多い、大都市へ流れ着くのだと思います。都市というものも、一つの擬似生命体だと思うことがあります。人間はそこに住む微生物。そう感じる瞬間があります。それらの「見えない、禍々しい、大きな存在」を表現するため、作者の作風である「転がり落ちるような展開」をふんだんに追求して制作しました。また同時に、生きづらさを抱えながら生きている作者自身の、日頃の思いをぶつけた意欲作になったと感じます。
服部峻 HATTORI Takashi ‒ まなざし Gaze
副題 : being & nothingness
Release date : September 25 2020
Stream / Download : https://linkco.re/mFhn0rtU
映画『TOKYO TELEPATH 2020』
シアター・イメージフォーラム
10月10日(土)~10月30日(金)まで3週間限定レイトショー
※連日21 時より
併映作品
『KUICHISAN』 → 10/13、10/24のみ
『TECHNOLOGY』 → 10/14、10/25のみ
※シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開
category:FILM
tags:服部峻
2021/04/28
身体に訴るダンスミュージック 音楽家の服部峻と、Dos Monosのメンバー没 a.k.a NGSによるプロジェクトHK ETERNALが始動した。前回、uamiと没 a.k.a NGSのコラボEP『踊る火炎』をリリースした〈WIKI DRAFT〉より5月7日にセルフタイトルのデビューアルバムがリリースされる。 2人は新宿中央公園でランニングをする友人同士で、普段の各々の活動とは異なる、身体に訴るダンスミュージックを世に送り出すためHK ETERNALを結成したとのこと。今作は、その試みの始まりを記録したものであり、全編2人によるセッションの一発録りを基本に制作されている。ミックス/マスタリングは服部峻が担当。先行で収録曲「Magic Stone」のMVが公開。 HK ETERNAL – HK ETERNAL Label : WIKI DRAFT Release date : 7 May 2021 Bandcamp : https://wikidraft.bandcamp.com/album/hk-eternal Tracklist 1. Enter the Eternal 2. Magic Stone 3. Bone Is Found 4. IDK 5. Ubel 6. Three Years 7. JuRaa HK ETERNAL: Synthesizer – HATTORI Takashi TR-8S / Sampler – Botsu aka NGS Mixing/Mastering – HATTORI Takashi Art Work/Design – Botsu
2018/09/04
今季BALのイメージ映像 音楽ともクロスオーバーするブランドBALが今季のイメージ映像を公開。今回も映像はpooteeが担当している。 pooteeは映像やフライヤーなどの制作も多く手がけているが、DJとしても活動している。上から順に、Vincent Radio、Grey Matter Archives、Akoya BooksのMixである。Vincent Radioは日本のアンダーグラウンドインターネットラジオの先駆けと言ってもいい存在である。Grey Matter Archivesは国内外からアンダーグラウンドのアーティストをCVNが独自にキュレーションしている。Akoya BooksはFederica Cornelliがキュレーションしており、Nozomu MatsumotoやYoshitaka Hikawaなど日本人アーティストも多く参加している。 https://soundcloud.com/greymatterarchives/gma21-pootee
2023/04/13
System of Culture 新作個展開催 BnA Alter Museumにて、System of Culture 個展「そして、すれ違った Exhibit 5」が開催。 2017年より活動を開始し、絵画や映画、ドラマよりインスピレーションを受け、演出により構成される”作られた”写真の制作を行うSystem of Culture (小松利光、佐々木祐真)が、今回新作となるシリーズとしての作品群を発表。本展覧会にて彼らは、あるシーンを撮影によって切り取るという写真本来の仕組みが、その前後のシーンを示唆しつつも無数の接続可能性を持つことに着目し、写真固有の物語生成についての考察と制作を行う。彼らの”作られた”写真の持つ細密で不可解なイメージが、展覧会というまとまりの中でイメージ同士のいくつかの接続可能性とその生成へと思考を促す。 展覧会名:System of Culture「そして、すれ違った Exhibit 5」 会場:BnA Alter Museum 1F (京都府京都市下京区天満町267-1) 会期:2023年4⽉14⽇(⾦)〜6⽉18⽇(⽇) 時間:11時〜20時 会期中無休/⼊場無料 URL: https://bnaaltermuseum.com/event/system-of-culture/ 企画:筒井⼀隆 主催:BnA Alter Museum ※1 本展覧会はKYOTOGRAPHIE京都国際写真祭サテライトイベントKG+ 2023に参画しています。 ※2 本展出展作品には⼀部 2023年 TOKYO PHOTOGRAPHIC RESEARCH PROJECT 委託作品を含みます。 [関連イベント] アーティストトーク公開収録 ゲスト登壇者:北桂樹(現代写真研究者/アーティスト)*遠隔参加 登壇者:小松利光(System of Culture)、筒井一隆(本展キュレーター) 会場:BnA Alter Museum 1F 日時:4月14日(金) 16時より 参加無料/入退場自由
12のパーティへインタビュー
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