2020/08/23
Malibu、Visionist、0comeups参加
ロンドンのプロデューサーDark0が新作ミックステープ『ZERO2』をスウェーデンはストックホルムの〈YEAR0001〉からリリース。
2014年に〈Lost Codes〉からリリースされたEPで注目を浴び、Evian ChristとのUKでのライブパフォーマンスや、ニューヨークのMoMA PS1でのパフォーマンスを経て、2016年にロンドンを代表するレーベル〈XL Recordings〉からEP『Oceana』をリリース。2017年にはToonamiネットワークで放送されているアニメ「ドラゴンボール超」に楽曲が使用された。トランシーなシンセやリフとトラップやグライムを融合し、非常にエモーショナルな楽曲が揃った今作には、Malibu、Visionist、0comeupsがゲストで参加。さらに今年中にデビューアルバムもリリース予定とのこと。
Dark0 – “ZERO2”
Label : YEAR0001
Release date : August 21 2020
Stream / CD : https://yr1.se/zero2
Tracklist
01. Oxygenesis
02. Eye Ingnite ft. 0comeups
03. After Years
04. Hardwire
05. Opia ft. Visionist
06. U I C
07. Lilith
08. Tooly
09. Reverie Eternity ft. Malibu
category:NEWS
2021/04/21
新曲「Shining Star」の映像作品を公開 ロンドンのプロデューサーDark0が、新曲「Shining Star」を〈YEAR0001〉よりリリース。楽曲の持つストーリーを、ビデオゲームの世界観と繋ぎ合わせた映像作品も公開した。 本映像は、スクウェア(現スクウェア・エニックス)が1989年にゲームボーイ用ソフトとして発売したロールプレイングゲーム『魔界塔士Sa・Ga』を始まりとする『ロマンシング サ・ガ』や『サガ フロンティア』などを含むサガシリーズの世界観にインスパイアされているそうだ。 Sybil Montetが、3DソフトウェアプラットフォームCinema 4Dを用いて制作した「Shining Star」の映像化作品はサガシリーズの新規タイトルかと思わせるような美しいファンタジーの世界と、Dark0によるエターナルなトランス・サウンド、ピッチシフトされたボーカルが絡み合い、これから始まる過酷で長い冒険を予感させる。 今作の映像についてDark0は次のように語っている「Sybilと2016年に初めて出会って以来、私たちは親密な関係を築き、一緒に仕事をする上でどのようなビジュアル・アイデンティティを築いていきたいか、相互理解を深めてきました。ヒーローや永遠の友情の絆から影響を受けていて、運命、宿命、それらをどのように表すのかというアイデアを探求しています。」 Dark0は、ここ数年、謎めいた存在感を放ちながらも、アンセミックなクラブミュージックやリミックス、ストーリー性のあるミックスを発表してきた。2014年に〈Lost Codes〉から、2015年に〈Rinse〉からそれぞれ作品をリリースし、ビデオゲームミュージック、グライム・クラブトラックや実験的なポップスを探求している。 Evian Christと一緒にイギリスで行った一連のライブパフォーマンスに続き、ニューヨークのランドマークであるMoMA PS1でもパフォーマンスを行い、その後の2016年にはイギリスのレーベル〈XL Recordings〉から4曲入り作品『Oceana』をリリース。トラップやグライムにDark0の象徴的なトランスを注入し、現在に続くそのスタイルを確立させた。 2017年に自主制作したEP『Xenotype』では、トレードマークであるハードなトランスサウンドを拡張させ、怒りに満ちたベースライン、蛍光色に輝くメロディー、陶酔するような多幸感を融合させた。昨年〈YEAR0001〉からリリースした映画のサウンドトラックような最新作『ZERO2』は未発表のトラック、レアなコラボレーションなどを集めたもので、収録曲にはVisionist、Malibu、Ocomeupsを召喚させている。 「Shining Star」はDark0が描くファンタジーの始まりに過ぎない。そして、このレコードは愛の宣言となるとのこと。 Dark0 – Shining Star Label : YEAR0001 Release date : 21 April 2021 Stream : https://yr1.se/shiningstar
2021/05/19
JRPGスタイル・ファンタジー ロンドンのプロデューサーDark0が、先日リリースしたシングル「Shining Star」に続き、デビューアルバム『Eternity』を〈YEAR0001〉よりリリースすることを発表。合わせて新たなシングル「Wait for Me」を公開した。映像は友人であるイラストレーターのConor Chignoliと、Team RockitのメンバーであるVictor Svedbergによって手掛けられた。 『Eternity』はサガシリーズのようなJRPGで描かれるファンタジーの世界観を基にしており、聴く者を物語の主人公として受け入れる。そして、Dark0の象徴的なトランスやグライムのサウンドは、冒険のサウンドトラックとして役目を果たす。 – 子供時代やあなたの歴史について教えてください。 Dark0 – 母はセルビアから、父はパキスタンからロンドンに移り住んできました。子供のときはとても楽しかったですね、幼馴染たちのほとんどが移民の一世の両親のもとで育っていて、みんな共通する部分を持っていたから。所謂「マイノリティ」なんですけど、住んでいた地域では私たちの数のが多かったので、そんな風に感じませんでした。CDや雑誌、食べ物、文化など、たくさんのものを共有できていたし、素晴らしい雰囲気がそこにはありました。もう遠い昔のことのように思えるけど、当時のことはとても鮮明に記憶しています。 – 幼い頃からゲームの世界(SaGaシリーズやJRPGなど)は身近な存在だったのでしょうか? Dark0 – 私の父は航空会社でエンジニアとして働いていて、家族に会うためによくパキスタンに帰省していたんです。父はPS1の海賊版のソフトを大量に持って帰ってきてくれて、改造したプレイステーションで遊べるようにしてくれたんです。改造したのは、ウェンブリーマーケット(有名なサッカースタジアムのすぐ隣)でした。毎週末にマーケットが開かれていて、PS1の中にチップを入れて、EUだけでなくアメリカや日本のPS1のゲームを動かせるようにしてる人たちがいました。とにかく、父が戻ってくると、私と弟は狂ったように積み上げられたゲームをスクラッチカードのように一つ一つ試していくんです(笑)。『ペプシマン』や『スリルキル』(暴力的内容で発売直後に発売禁止になりました)などの奇妙なゲームを発見したりしました。その中には『Threads of Fate(デュープリズム)』や『クロノ・クロス』といった(日本のスクウェアの)タイトルもあって、これらはEUでは発売されてなかったんです。ゲームショップの棚に並んでいるのも見たことがなかったし、友人からも聞いたことがありませんでした。それが珍しいし、宝物みたいで、まるで私のために作られたかのような感覚があったんです。だから、大切にして本当に夢中になって遊びました。父が次にパキスタンに行くときに次に欲しいゲームや続編を書いたリストを渡して、探してもらいました。そんなプロセスを経て、ゲームの音楽は私にとって特別なものになっていったんです。 – 今回のアルバムでは、サガシリーズのようなファンタジーの世界観と音楽との結びつきが表現されています。テーマについて詳しく聞かせてください。 Dark0 – 今回のアルバムの核となるテーマは、「友情」と「運命の共有」だと思っています。それがどのように感じられ、どのように現れるのかを視覚的に表現するのは難しいのですが、これらのテーマはファンタジー作品にはつきものです。それを伝えるために、そして永遠の絆を示すために、視覚的な表現を借りるのは適切だと思いました。幸運なことに、私の親友であるConor Chignoliがこの物語に基づいてイラストを描いてくれて、Sybil Montetがそのイラストをアニメーションに変換してくれました。この作品は、友情の輪と困難な状況を乗り越えるためにビジョンを共有すること、闘いや悲しみを支えてくれる人々に捧げられています。 – アルバムは、それ自体がひとつのストーリーを形成しています。サウンドトラックとしては、どのような意図はありますか? Dark0 – 最初にビジュアルのアイデアを出し、それに基づいて音楽的なアイデアを作り、キャラクターや環境が生まれるまで、あるいはトラックが完成するまで、常にお互いに進化させていくという反復的なプロセスがほとんどでした。テーマや歌詞も明確になってきて、プロジェクト全体が展開していく中で、まるで自分がその物語にいるようでした。途中だったストーリーに命を吹き込んでくれたフィーチャリング・アーティストもいます。一方で、プロジェクトの最初から、明確なプロットが必要だとは思っていませんでした。聴いてくれる方には、自分がファンタジーの主人公のように、自分自身の物語として音楽を解釈してほしいです。 – ちなみに今はどんなゲームをしてますか?フェイバリットも教えてください。 Dark0 – 今は『Call of Duty : Warzone』や『Rocket League』などの対戦型ゲームをよくやっています。今年は一人用のゲームをプレイするには、時代的に違うかなと感じてます(笑)。対戦ゲームでは、マイクを使ったコミュニケーションを楽しむことができますし。『Rocket League』では世界のトップ1%に入るぐらいで、ほぼ「グランドチャンピオン」のレベルに達しているんですよ。でも、『Call of Duty : Warzone』は難しくて、『PUBG』や『Fortnite』、『Apex Legends』から移行してきたバトルロイヤルプレイヤーに負けてる気がします。でも、友人達と一緒に楽しんでいますよ。フェイバリットタイトルは、『FF9』、『ポケモン ルビー』、『鉄拳3』、『グランディアII』、『FIFA 13』(史上最高のチェルシーのチーム)、『Quake III: Team Arena』です。 – 今後の展望や、予定を教えてください。 Dark0 – 国外に出ていきたい。日本に遊びに行きたいですね。あと素晴らしいアーティストとコラボレーションしているプロジェクトがあって、来年中には発売される予定です。個人的には、友達に会って、太陽の下でバーベキューをしたり、ハウスパーティーをしたいです。 – Please tell me about your childhood. / Can you tell
2019/07/23
Quit Life、Oli XL、Playboi Cartiなど収録。 スウェーデンの首都、ストックホルムを拠点に、Yung Lean、Bladee、Merely、Viagra Boys、Nadia Tehran、Thaiboy Digitalなどが所属するレーベル〈YEAR0001〉。 〈YEAR0001〉がSoundcloudで展開するミックスシリーズ「YEAR0001 SOUNDS」。これまでにWoesum、Quit Lifeなどが参加している本シリーズに、〈Danse Noire〉、〈Yegorka〉、〈Quantum Natives〉などから作品をリリースするNick Zhuことbod [包家巷]のミックス「CINEMIX 4K」が公開。
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レーベル第一弾作品は後日発表
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