2020/03/26
Grey Matter ArchivesからAVYSS Mixへ移行
Super VHSの中心人物である入岡佑樹が70年代から80年代にかけて国内でリリースされたボサノバを中心としたオールヴァイナルミックスでAVYSSのミックスシリーズに登場。
和ボサの本流からややズレた選曲になった今回のミックス、楽曲の解説を本人がnoteで公開中。
link : https://note.com/yukiirioka/n/n9bd4a9ce0e2a
世相は最悪ですが、息抜きにどうぞ。
by yuki irioka
[01]前田憲男&ヒズ・オーケストラ – 別れ話は最後に(1983)
[02]国生さゆり – 大きい猫(1987)
[03]葉山レイコ – 何、してた?(1990)
[04]小林麻美 – 幻の魚たち(1985)
[05]大野方栄 – 個人教授(1983)
[06]夏山美樹 – 何故(1980s?)
[07]持地三津子 – かなりや(1985)
[08]永尾美代子 – さよならトリコロール(1981)
[09]狩人 – 雨上がりのスケッチ(1977)
[10]山本リンダ – きっとまた (1974)
[11]五輪真弓 – リンゴの樹の下で(1975)
[12]大塚博堂 – 祭りの朝に(1978)
[13]ヒロとミコ – 雲の悲しみ(1970)
[14]森園勝敏 – The Blue Heaven(1985)
[15]さだまさし – 一杯のコーヒーから(2007)
[16]圭修 – 憧れのJOELEN(1988)
[17]Nice Music – 風色(1995)
[18]斉藤とも子 – 風のように(1979)
[19]山口友子 – マイピュアレディ(1978 or 1979)
[20]BABAOU – NIGHT SAILING(1985)
[21]中村誠一 – 家路からす(1982)
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改めて〈Grey Matter Archives〉では、これまでに90ものミックス音源が公開されている。一部抜粋して紹介すると、noripi、LEEVISA、Kelvin T、lIlI、Takao、NTsKi、H. Takahashi、Jesse Osborne-Lanthier、Aya Gloomy、SUGAI KEN、Hegira Moya、Flora Yin-Wong、Ptwiggs、Le Makeup、toiret status、LSTNGT、Bleed Boi、pootee、Kenji、荒井優作、Kate NV、Cemetery、Ultrafogなど。現在もAVYSSのSoundcloudで試聴可能であるため、この機会に聴いてみてください。
category:MIX
tags:Super VHS
2020/10/09
MVも公開 入岡佑樹を中心とした孤高のニューウェイヴ・バンドSuper VHSが、昨年リリースした2ndアルバム『Theoria』よりおよそ10か月ぶりのニューシングル「まつりのよる」を配信リリース。 「80年代”ノン・スタンダード”レーベルからもしもフリッパーズ・ギターがデビューしていたら…」という、そんなあらぬ妄想を沸き立たせるようなキッチュでライト、それでいて飛び切りポップでメロウなモンド・ボッサナンバーとなっている。また、MVも同時公開。8mmビデオの監督・編集を入岡自身が手掛けたローファイな手触りが胸をくすぐるような映像となっている。ジャケットは『theoria』から引き続き、NAKED LANDSCAPEこと鳥海南斗が担当。 Super VHS – “まつりのよる” Release date : October 9 2020 Stream / Download : https://nex-tone.link/90915
2019/12/19
当事者による鼎談 話題の中心になるのは主にUSインディと共鳴 / 同期していた2011年から2012年の日本のインディシーンについて。それ以降から現在に到るまでの彼らが見た光も闇も含めた真実。 2011年から2012年、そのたった2年の間で日本と世界では何が起きていたのだろうか。現在、海外のインディシーンで活躍する中堅以降のバンドには、この時期の前後にスタートしたバンドが多いほどに局地的にシーンは膨れ上がっていた。そして、それらの点在したシーンを繋ぎ合わせ、潮流の形成に大きな役割を果たしていたのは世界に無数にあった個人のブログだった。個人ブログが大きな力を持ち、彼らはプレスリリースの文章をコピペするのではなく、自分達が感じた曲への想いや感想をただひたすらに毎日書いていた。 2011年の日本に目を向ける。東京にはUSの〈Captured Tracks〉からリリースを果たしたJesse Ruinsを含む〈Cuz Me Pain〉というレーベル / コレクティブ、京都にはUKの〈Double Denim〉からリリースし、日本のメインストリームともリンクしかねないほどに影響力を持ち続けたHotel Mexicoというバンドが存在していた。今回、登場するTeen Runningsの金子、Super VHSの入岡、Elen Never Sleepsの梶原は、急速に拡大した当時のムーブメントの要であり、シーンのリアルな当事者である。当事者とは言え、彼らは現行のアーティスト。それぞれの立ち位置はあれから少しづつ変化しながらも、今も自分達の作品を生み出し続けている。 いつの時代もそうなのかもしれないが、新しく起きている言葉に出来ないムードや現場の熱と真実は、メディアの記事には繋がりにくい。あの頃の日本は特にそうだった。当時Jesse Ruinsというプロジェクトで活動をし、当事者の1人であった自分は巡り巡って今このメディアをやっている。だから、この場を使って、彼らの言葉を通して、あの特別な時代のことを記録することは必要だと思った。 – 2010年、前夜の段階から始めますか。 Elen Never Sleeps(以下、梶原) – やっぱりメキシコ(Hotel Mexico)の存在がでかいのかな。2010年8月にもうPitchfork載ってるわけだから。 Pitchfork link : https://pitchfork.com/news/11527-its-twinkle/ Teen Runnings(以下、金子) – 結構、衝撃受けましたね。やっぱその後に色んなバンド見たんですけど、やっぱりあれが衝撃やったなって。 Super VHS(以下、入岡) – Friends(改名前のTeen Runnings)はサンクラに上げだしてからカセット出すまでは、どんぐらいだった? 金子 – 結構早かったですね。サンクラ上げたのは(2010年の)7月、8月とか。サンクラってか、MySpaceか。それもなんか僕結構全然インディーとか知らなかったんですけど、Crocodilesの人がやってる〈ZOO MUSIC〉にデモを送った時に、「すごい良いと思うからMySpaceとかサウンドクラウドとか使ったら?」みたいなメールが返ってきて。当時は、新しいもの見つけるブログがめちゃくちゃあったから、そういうブログに拾ってもらってみたいな感じはありましたね。 梶原 – ブランドン(Crocodiles)にアドバイスもらったって話、してたね。それが2010年なんだ。やばい早い。 金子 – 一瞬〈Art Fag〉っていうレーベルから出せそうなったんですけど。そのレーベルの人と話したけど「言葉の壁があるから無理」って言われて。「うわっ」て思った。出したかったんですけど、Best Coastが7インチ出してたし。Heavy Hawaiiとか。 梶原 – その頃は結構勢いあったね。7インチいっぱい出してる印象は確かにある。 金子 – 今はもう全然動いてない。(当時は)いつ僕のこと発表されるのかって、めっちゃホームページ見てたけど、全然発表されへんし、もういいやと思って。 – Super VHSはどういうスタートだったの? 入岡 – 僕は2010年の2月に仕事辞めて、ちょっとしてバンド始めるんですけど、最終的に女の子が歌う5人組のバンドになって、バンド名が”夢の夢眠谷”っていうんですけど。結構いいバンドだったんです。手応えはかなりあったんですけど、やってくうちにメキシコとかFriendsとか出てきて。それこそカセットも、その日にJET SETに買いにいきましたし。〈Cuz Me Pain〉の存在とか、そういうシーンの存在を知って。あと、Soundcloudっていうものの存在も。そういう人たちを意識しながらも、やってるジャンルが当時かけ離れてて。だらだら続けてたんですけど、ちょっといろいろあってバンド解散することになってしまって。で、せっかくだからなんかやろうって。海外のインディー、Best CoastとかあとYouth Lagoonとか結構好きで。あといわゆるチルウェーブがその時は自分んなかで熱かったんで、そういうの意識したものを作っていて。で、始めたのがスーVですね。スーV名義で活動し始めたのは、多分2011年の7月とか。カセット出すまでは結構なスピード感でやってました。ほんとにものすごいペースで曲を作って出してました。 –
2020/05/03
Grey Matter ArchivesからAVYSS Mixへ移行 ミックスシリーズ〈Grey Matter Archives〉から数えるとカタログ101番となるミックスは、✝DRE▲M✝による全編に渡ってピッチ落とし、深い靄の迷路に落とし忘れた断片。
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2020年印象に残った5作品
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