2019/07/30
享年39歳。
ヒップホップ、ダブ、ジャズ、宇宙。スモーキーかつユニークなビートを生み出すLAビートシーンのDJ / プロデューサーRas Gが39歳の若さで亡くなった。
サウスセントラルで育ったRas Gは、E-muのサンプラーSP-1200と出会ったことでビートメイカーの道を切り開いていった。Flying Lotusが主宰するレーベル〈Brainfeeder〉の共同設立者の1人となり、昨年12年の歴史に幕を閉じたLAの伝説的パーティー「Low End Theory」に幾度も出演してきた。MatthewDavid主宰の〈Leaving Records〉、〈Stones Throw〉などからリリースされた作品の数々は、世界中のファンに愛されている。2014年には日本の〈Black Smoker Records〉からもMix CD『Mercury Retro Faded』をリリースしている。
昨年12月から体調を崩していたとのことだが、現時点で死因は明らかになっていない。
category:NEWS
tags:Brainfeeder / Leaving Records / Ras G
2019/06/11
7月3日リリース。 LAを拠点とするプロデューサーのLeland Jacksonは、Ahnnuとしてもよく知られている。LAのビートミュージックがニューエイジ/アンビエントを通過し、さらに視野を広げてくれるような音楽とテクスチャー。Alex GrayのプロジェクトD/P/Iと共に2013年〜2015年頃は特に広い層に影響を与えた。 Leland Jacksonのもう一つプロジェクトCakedogは、Juke/Footworkに特化しており、若くしてこの世を去ったDJ Rashadに捧げられた2014年のアルバム『Menace In The Phantom』はメロウなサンプルを使用し、ミニマルで中毒性が高い傑作であった。そして、今回アルバムとしては5年ぶり(2016年に7曲入りの『Champions』を挟む)となる『Doggystyle』を発表。20曲入りの本作は引き続き〈Leaving Records〉からのリリースとなる。先行でMigosのボーカルサンプルを乗せた「Thrones (Clout Version)」が公開。アートワークはLeland Jackson自身が担当。 Pre-Orderはこちら。7月3日、カセットとデジタルでリリース。 Cakedog – “Doggystyle” 01. Witness 02. Breached 03. Know My Name 04. Kill em All 05. Hawt Shit 06. Move It 07. High Ryde 08. 9-1-1 09. CYa 10. Get Up 11. Whip Kidz 12. History 13. Guts 14. What U Got 15. Final Chance 16. Its You 17. SMD 18. Rocked 19. Go In 20. Thrones (Clout Version)
2019/11/07
享年37歳 ウィッチハウスの代表格 White RingのシンガーKendra Maliaが10月25日に亡くなっていたことが公式Facebookページで発表された。 2007年以降〈Disaro〉周辺で巻き起こった局地的な盛り上がりは瞬く間に世界のアンダーグラウンドシーンを覆った。Salem、Holy Other、Balam Acab、oOoOO、Modern Witch、そしてMater Suspiria Visionなどと共にウィッチハウスのパイオニアと言っても過言ではないWhite Ring。oOoOOとのスプリットEPや、〈Handmade Birds〉からリリースされた『Hey Hey, My My + Felt U』(Neil Youngの意外なカバーでも話題に)その後7年間の沈黙に入るが、昨年に突然の復活を果たし、誰も予想していなかったデビューアルバム『Gate of Grief』をリリースしている。 今回、Kendra Maliaの死因は明らかになっていない。享年37歳。ご冥福をお祈りいたします。
2019/03/04
享年49歳。 The Prodigyの顔とも言うべきフロントマンのキース・フリントが亡くなった。享年49歳。 報道によると、現地時間3月4日にエセックスの自宅で亡くなっているところを発見されたとのこと。尚、死亡に関して事件性のないものとして発表されている。1990年にリアム・ハウレットを中心に結成されたThe Prodigyに初期はダンサーとして参加。The Prodigyを確固たるものにしたのは、1000万枚上のセールスを上げた1997年リリースの3rdアルバム『The Fat of the Land』である、このアルバムのシングルである「Firestarter」や「Breathe」ではキースはボーカルを担当した。個人的には4年前、Sleaford Modsとコラボした「Ibiza」が好きでした。
出会いからEP『Soul Kiss』に至るまで
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