2019/06/12
6月20日リリース。
メキシコのコレクティブ〈N.A.A.F.I〉から、Debitの新作EP『SYSTEM』が発表された。メキシコ出身でNYを拠点にするプロデューサーDelia BeatrizのプロジェクトDebitは、昨年〈N.A.A.F.I〉からデビューアルバム『Animus』を、その後NYのダブルカセットリリースでお馴染みの〈Quiet Time〉からEP『Love Discipline』をリリース。
アンビエント主体の前作『Love Discipline』の流れから聴くと新作『SYSTEM』はかなりの変化をもたらしている。メキシコ北部の祝祭トライバルビートとも言うべき”Tribal Guarachero”をベースにインダストリアルとテクノを融合した作品になっているとのこと。先行でダーティーなシンセとパーカッションのコントラストが印象的な「Medicine」がbandcampで公開。アートワークはブランド〈BARRAGÁN〉のデザイナーVictor Barragánが担当。
Pre-Orderはこちら。6月20日、デジタルでリリース。
Debit – “SYSTEM”
01. The Alphabet feat. Javier Estrada
02. Encounters
03. My House
04. The Market
05. Medicine
06. Numbering feat. DJ Earl
category:NEWS
2021/12/02
現代技術を使って歴史と対話し、追悼の儀式を行う Quiet TimeやN.A.A.F.Iから作品を発表してきたメキシコ系アメリカ人プロデューサーDebitが、〈Modern Love〉より新作アルバム『The Long Count』を2月18日にリリース。『The Long Count』とは、不透明な先祖伝来の知識をAIがかき鳴らすフォグバンク、明日へと続く古代の儀式を起動させるエレクトロ・アコースティック・アーケオロジー。 DebitことDelia Beatrizが、マヤの管楽器(口笛、オカリナ、フルート、トランペット)を研究するために、メキシコ国立自治大学のマヤ研究機関のアーカイブを利用したことをきっかけに制作が始まった今回の作品。さまざまな音律や音階で演奏できるデジタル機材を開発したDelia Beatrizは、機械学習技術を用いてこれらの音を処理し、遠い過去を現存する芸術の世界に召喚した。メキシコの植民地時代以前の歴史を覗き込み、ミュージック・コンクレートや現代の電子音響音楽から得た複雑な音色にそれらのアイデアを織り込んだ。 『The Long Count』の10曲は、私たちの現在でも過去でもない、数歩先の時間の儀式を形成している。Delia Beatrizは、マヤの楽器を忘れ去られたというよりも、意図的に消去された世界の一部である、先祖伝来のテクノロジーと表現している。「マヤの音楽がどのように聴こえていたかを正確に知ることはできないが、現代技術を使って歴史と対話し、追悼の儀式を行うことは可能です」と語っている。 このサウンドスケープは、不明瞭な共通の記憶と何世紀にもわたって蓄積された感情に取り憑かれており、意図的で直接的かつ綿密に作られている。彼女の微分音による作曲は、その核心部分がサイケデリックであり、次元を超えて形を変え、複雑な心象風景を描き出している。『The Long Count』は機械によって育てられたが、そのDNAには人間の経験がコード化されており、数え切れないほどの世代を超えて囁かれる。 Debit – The Long Count Label : Modern Love Release date : February 18th, 2022 LOVE121 – LP / DL “2nd Day” Stream : https://linktr.ee/ourmodernlove Tracklist 1. 1st Day 2. 1st Night 3. 5th Night 4. 3rd Night 5. 2nd Day 6. 5th Day 7. 6th Night 8. 4th Night 9. 7th Day 10. 7th Night
2018/08/30
今年2月にNAAFIからリリースされたデビュー作に続き、新作がQuiet Timeからリリースされる。 Debitは、今年2月にアルバム『Animus』でNAAFIからデビューしたプロデューサーである。今回の5曲入り新作EP『Love Discipline』はNYのレーベルQuiet Timeからリリースされる。 『Animus』でもアンビエントの曲は収録されていたが、トライバルな楽曲が全体のムードを覆っていた。しかし今回のEPでは、よりアンビエントにフォーカスした作品になっているという。9/21にダブルパックのカセットがリリースされる予定だ。 ちなみにこのQuiet Timeのリリースは毎回同じ内容のカセットがダブルパックになっている。一つはあなたに、もう一つあなたの友達に。とのことである。 プレオーダーはこちら。 収録曲の中から先行で『Overcome Isolation』が公開されている。 DEBIT – 『Love Discipline』 Release date: September 21st Tracklist Standing in our truths Resonant Affective Overcome Isolation Common Aims Pain Gain Quiet Time Shop
2019/08/27
8月30日リリースパーティー開催。 〈NAAFI〉は、Ritmos Periféricos(アウトサイダー・リズム)というコンセプトを掲げ、2010年からメキシコで活動するレーベル / コレクティブ。 ラテンアメリカのプロデューサー、デザイナー、プロモーターからなり、Lao、Imaabs、Zutzut、Lechuga Zafiro、Omaar, Tayhana、Wasted Fates、最近ではDebitなどを世に送り出している。また〈Fade To Mind〉〈Mixpak〉〈NON〉〈Teklife〉などとコラボレーションイベントやメキシコ現代美術館でのレーベルショーケースを開催。そんな〈NAAFI〉を統括するFausto Bahia & Mexican JihadとWRACKは2015年末に東京で出会い、WRACKが主宰するパーティー「CHEMICAL MONSTERS」でLao、Imaabs、Zutzutなどのアジアツアーをサポート。2017年にはNAAFIのコンピレーションアルバムPIRATAに参加し、2018年夏にはメキシコシティのクラブTerminal – Club Antisocialで開催された〈NAAFI〉のパーティーにゲスト出演。そして、満を持して昨日〈NAAFI〉からWRACKのEP『Despertar 醒』がリリースされた。これまでにリリースされてきたのはラテンアメリカ出身のアーティストの作品で、アジアのアーティストのリリースは初めてとなる。またリリースパーティーも兼ねた「CHEMICAL MONSTERS – NAAFI NIGHT-」が今週末8月30日(金)渋谷Dimensionにて開催決定。 『Despertar 醒』の詳細、購入はこちら。 CHEMICAL MONSTERS -NAAFI NIGHT- August 30th [FRI] 2019 at DIMENSION Tokyo 22:00 – 05:00 2000JPY/2DRINK Fausto Bahia (NAAFI) Koppi Mizrahi (Qween Beat) KΣITO (テクノウルフ | TYO GQOM) 7e (ヨイノクチ) Suzuishi WRACK (CHEMICAL MONSTERS) KojiKoji (CHEMICAL MONSTERS | DEMIAN) MS4 (CHEMICAL MONSTERS | SUNRISE) ACCESSS: 5-3, Maruyama-cho, Shibuya-ku,
第1弾収録アーティスト発表 more
レーベル第一弾作品は後日発表
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受け手の自由に寄り添う作品
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