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Koeosaeme interview

コエオサエメとオバニケシ。

 

Photo by Norihito Hiraide

 

Koeosaemeは、日本を拠点にするサウンドデザイナーRyu Yoshizawaのプロジェクト。2017年にSeth GrahamとKeith Rankin (Giant Claw)が主宰するオハイオのレーベル〈Orange Milk〉からカセットアルバム『Sonorant』、2018年にはDavid M. Romero主宰のバルセロナのレーベル〈angoisse〉より『Float』をリリース。そして、今年5月17日に待望の新作『OBANIKESHI』が〈Orange Milk〉からリリースされ、6月にはCVNとの北米ツアーも控えている。そんなKoeosaemeに、これまでの活動や新作についてインタビューを行った。

 

 

– 子供の頃に音楽に触れたきっかけってどんな感じでした?

 

Koeosaeme – じいちゃんがけっこう音楽好きで、家にいっぱいレコードがあったんですよ。クラシックとかジャズとかロックとか。そのレコードを借りて聴いて、みたいな。すごく沢山あったんで、それをひたすら掘って聴いてましたね。

 

– 意識的に聴きだす頃とかはどうでした?

 

Koeosaeme – それは中学校入ってバンド始めた頃とかですかね。マリリン・マンソンとビジュアル系がミックスされたようなのやってたんすよ。

 

– オリジナルもですか?

 

Koeosaeme – 最初はメタルのコピーやったりとか。で、僕はシンセサイザーとかやってて。

 

– いきなりシンセですか?ギターとかベースとかじゃなくて。

 

Koeosaeme – 最初ギターやってたんですけど、もっとうまいやつがいたんです。でも、いろいろ好きでしたね。YMOとかもですが、これは僕の世代の話になっちゃうんですけど、めっちゃビジュアル系が流行ってて。そういうの聴いてましたね。

 

– ちなみに今おいくつなんですか?

 

Koeosaeme – 81年生まれで38ですね。

 

– 同世代ですね。この世代って、本当に周りに多いですね。食品さんとか、ナパさん(Forestlimit)、カトーさん(NOVO!)。

 

Koeosaeme – なんか話合うなと思ってました(笑)

 

– 匂いがね。

 

Koeosaeme – そう、匂いが。ナパームさんは、俺がかけてたメタルのSEに反応してくれたし。SakumaさんもじゃあV系いってます?

 

– 通ってますね。

 

Koeosaeme – ROUAGEとか好きでした。音楽ってより、世界観ですよね。当時、確か彼らはインディペンデントでカセットテープとかリリースされてて、そういうの「SHOXX」見て買ったりとか。

 

– 雑誌の裏に載ってるようなやつですね。

 

Koeosaeme – あとLAREINEっていう、MALICE MIZERみたいなバンドとか。(MALICE MIZERのスタッフだったメンバーが結成したバンド)

 

– それは中学生ぐらいの頃ですよね?その後、DTMを始めるのいつ頃ですか?

 

Koeosaeme – 大学生ぐらいですね。映画の学科通ってて、音楽ってよりか映画の世界に入ろうかなと思ってたんですよね。でも、途中でやっぱ音楽好きだなってなって。当時、三田の御成門にある学校の作曲コースに通ってちゃんと勉強し始めました。そこでDTMとかも学んで。音楽理論もちょっとやるし、サウンドエンジニアリング的なことを教科書で勉強するみたいな。まぁ音響のこととか、あんま役に立たなかったですが。

 

– でも、あの緻密な鳴りは自分にはないアカデミックさを感じます。で、〈Orange Milk〉のリリースの前に〈Denryoku Label〉からも作品出されてますよね。このレーベルについて教えてもらっていいですか?

 

Koeosaeme – そこの話ですか。オーナーのキハラくん喜ぶと思います。そもそも、僕長く音楽業界にいたんですけど、フリーランスになってから、事務所に所属してる時より仕事が減っちゃったんすよね。で、どうしようって先輩に相談したらプログラミング勉強しろよって言われて、プログラマーやり始めたんですよ、2002年頃だったかな。それでプログラムの会社で働きながら、音楽を両立させてて。まぁ今もそうなんすけど。で、働いてる時に、電子音楽やってる人たちがそこにいたんですよね。それで仲良くなったのが〈Denryoku Label〉のキハラくんていう人なんです。彼はもともと〈Maltine Records〉の周辺のシーンと繋がって、ずっとやってたみたいですね。

 

Photo by Norihito Hiraide

 

– 話が前後しますけど、その前勤めてたのはオフィス・インテンツィオってことですか?

 

Koeosaeme – そうですね。今日ここ来たのも、僕が一番最初に入ったスタジオっていうのが、ここのすぐ裏にあるCM音楽の制作会社のプロダクションスタジオなんですよ。そこで何年か修行してたんです。だからけっこう思い入れもあって。その後に、高橋幸宏さん(YMO)のオフィス・インテンツィオに所属するっていう流れですね。

 

– オフィス・インテンツィオでは、CM等の音楽を制作してるんですね。

 

Koeosaeme – そうですね。職業音楽家的にやりたいなと思って入ったんですよ。最初はそういう感じで入ったんですけど、何の知識もスキルもなかったから作家希望だったんすけどスタジオのアシスタントから始めたんです。日々のレコーディングワークとか、アシスタント業務を何年かやってて。でも、歌入れとか、SE作ってそれ実際使ってもらったりとか、その間にやらしてもらったりとかもありました。

 

– その後、フリーランスになったってことですね。

 

Koeosaeme – ですね。いまだに書いてあったりするんすよ、オフィス・インテンツィオ所属みたいな。2010年か2011年にはフリーランスになってるんです。

 

– Koeosaeme名義はいつからですか?あと名前の意味はあるんですか?

 

Koeosaeme – 馬鹿げたげた話なんすけど、僕んちに後輩が遊びに来てすごい酔っぱらってて、すごいうるさかったんですよ。ちょっと声抑えてってずっと言ってたんすよ。そしたらメモ帳にめっちゃ声抑えめ、声抑えめ、ってずっと書いてて。面白いなと思って。ごめんなさい、全然深い意味なかった(笑)Sethさんにも言われて、そういう風に言ったら、「なんだ」、みたいな。で、今の名義は2013年ぐらいからですね。曲作ってたんすけど、なんか形になんなかったんすよね。Sakumaさんとか、けっこう早い段階からできちゃってました?

 

– 今のCVNの前にJesse Ruinsっていうのをやってて、Jesse Ruinsは歌があったので構成的にも比較的スムーズに作り始めれました。割と完成の区切りの判断が早いので、悩んでこねくり回して結局できないってことはあんまりないかも。

 

Koeosaeme – 僕も断片的に見ると、例えば〈Orange Milk〉で出してもらったやつとか、ああいうのけっこう前から作ってたんすよ。10年前ぐらいから断片としてはあったんだけど、形にできなかったんすよね。何小節か単位のそういうのが何個もあって。1つには繋げたんだけど、ダサくて消去みたいな感じでしたね。

 

– 過去の作品ですけど、〈Orange Milk〉の前作『Sonorant』はフットワークが軸になってて、そのあと〈angoisse〉からリリースされた『Float』になるとリズムは後退してるけど、グリッチでリズムを刻んでるようなイメージです。毎回変化してますよね。

 

Koeosaeme – 毎回テーマを決めようと思ってて、音の質感とか世界観っていうのを1個その時の気分をプラスさせて決めてますね。だから毎回全然違うアルバムを作ろうとしてます。まぁ、かぶっちゃってる素材とかあるんすけど。でもテーマは違うように考えてやってます。

 

 

– 『Sonorant』はどうやって出すことになったんすか?

 

Koeosaeme – 最初に〈Orange Milk〉知ったのが、Keithさん(Giant Claw)の『Mutant Glamour』で。最初は、あれの作品が〈Orange Milk〉とは知らなかったんですよ。なんかのカタログで聞いてたんすよね。そしたらなんかヤバイのいるな。なんだこれは。みたいな(笑)

 

– 同じく『Mutant Glamour』で認識しました。〈Orange Milk〉にしては珍しい白黒のジャケですよね。前知識なくて、なんとなくEBMかテクノかなと思って、聴いたら全然違った。

 

Koeosaeme – 気になったトラックがあって、たぶんシンセの感じじゃないって言うか、急にストリングスが上物として乗ってきたりとか。今だったら、Keithさんみたいな音楽って昔よりもあるのかもしれないすけど、当時はなんだこれって感じで。それで気になってずっとチェックしてました。だから食品さんとかSakumaさんとかDJWWWWさんとかがリリースされたときは「うぉー」って感じでしたね。最初は自分から曲を送ったんですよ。Sethからすぐ返事来たんですよ。「何曲目は7回聞いたよ」みたいな。

 

– 回数が具体的ですね。

 

Koeosaeme – めちゃくちゃ良かったみたいで。「それ以外は悪くないけどリリースはちょっと難しいな」みたいな感じで。「またいいのできたら送ってよ」みたいな感じだったんですよ。Sakumaさんのときは?

 

– 僕も送ったんですよ。そしたら出そうってなって。

 

Koeosaeme – めちゃくちゃあのアルバム良かったっすね。最初、Sakumaさんのこと存じてなくて海外アーティストだと思ってたんすよ。やばいやついるなって。日本人?すげえって。で、Sakumaさんの最初のライブ見たのって、Co Laが来日した時にSECO Bar出られてましたよね?名前はCVNじゃなかったですよね。

 

– え!?あの日いたんですか。Cold Nameって名前で出てました。確かDJで出てたんですよね。

 

Koeosaeme – かもしんない。すごいインダストリアルな。

 

– そうそう。あの日はCo Laが、昔やってたEcstatic Sunshineとしてライブしてましたね。そういえば、去年Co Laが〈Orange Milk〉からリリースしたのは驚きました。

 

Koeosaeme – 去年4月に僕アメリカ行ったじゃないすか。何本か組んでもらって。その時に車の中で聞いたんすよ。「Co La出すんだよね」って。まじで?なって(笑)やっぱここシンクするんだって思いましたね。確かに出ててもおかしくないなっていう。

 

– それまでは結びつきがあるように見えてなかったですしね。

 

Koeosaeme – NNA Tapesとかそういう印象が強かったから。

 

– インターネットでは把握仕切れない現地のコネクションはありますよね。

 

Koeosaeme – そのとき、Holly Waxwingさんとかいらっしゃってましたね。今度我々もニューヨークでやるH0L0ってとこで、その近辺アーティストが全員集合みたいな感じで遊びに来てくれてて。

 

– H0L0ってやっぱりそういうシーンでは中心的なとこなんですかね。

 

Koeosaeme – そうですね、かなりアーティスティックなのもやってるし、普通にクラブとしても機能してる感じでしたね。フロアがすごい広いんですよね。バンドのライブもできちゃうんじゃないか、みたいな感じで、すごくいい雰囲気でしたね。日本人だったら僕らより前にSEIHOさんとかもプレイしたよって誰かが言ってました。

 

– そうなんですね。Sethからも〈PAN〉や〈Halcyon Veil〉など界隈のアーティストがライブしていると聞いてます。

 

Koeosaeme – ブルックリンからちょっと外れた倉庫街みたいなとこにありました。新しい感じもしましたね。

 

– 前回のアメリカ以外にも海外のライブはどこか行かれてますか?

 

Koeosaeme – 去年、一昨年ぐらいは行きましたね。一番最初に東南アジアのメディアアートフェスティバルみたいなのがあって、それを友達が紹介してくれて行ったんですよ。アジア圏から色んな人がプレイしに来てて、そこの人たちと仲良くなって、彼らはそれぞれ違う国なんですけど、仲良くなったから今度うちにも来れば、みたいな感じで呼んでもらって、ベトナムとかバンコクとかフィリピンとか、そういう東南アジア圏に行きました。

 

– 各会場の反応はどうでした?

 

Koeosaeme – すごい反応してくれるんですよね。終わった後とか、反応が欧米圏のそれですよね。みんな、握手とか求めてくるし。日本人だと後から「良かったよ」とかありますけどね。ハグみたいなのってないじゃないすか。すごい面白いアーティストもいっぱいいましたし。全然知らないだけだな、みたいのはすげぇ感じました。最近「STUDIO VOICE」で特集されてましたけど、あのときにAlyana Cabral(Teenage Granny)ていう子が出てて、フィリピンのそのメディアアートのイベントで何日間も一緒にワークショップとか、イベントも一緒にやったりとかしてて。そしたら「STUDIO VOICE」載っててびっくりしました。Big Love(Baby Amphetamine)からリリースしてますよね。フィリピンの「WSK」っていうイベントなんすけど、EYEDRESSさんも来てました。面白かったんで、よかったら今度行きましょう。

 

Photo by Norihito Hiraide

 

– 是非。新しいアルバムなんですけど、オバニケシと読むんですか?これはどういう意味なんですか?

 

Koeosaeme – 意味は特になくて、「無(Empty)」っていう意味したんすよ。今回録りためたボイスサンプルをリバースしたんすよ。そしたらオバニケシって言ってて、これをタイトルにしようと。

 

– 言葉の音を聞いても掴み所がない感じですね。アルバムはどんな内容になってますか?

 

Koeosaeme – 僕、60年代とか70年代のサウンドアートとかコンテンポラリーアートが好きだから、それを手法として、今の要素とか組み合わせてやってみよう。っていうのがあって、楽器も今の楽器を使って古いものも混ぜたりとかがテーマでした。よく音楽が主体になってない感じのイベントとかあるじゃないですか。作品があって音がそれに寄り添ってる。そういう雰囲気けっこう好きだったりするんですよね。音楽を聴いてるって言うか、体験した中に音が存在してて。ああいうのをけっこう求めてるのはありますね。〈angoisse〉のやつもそういうイメージで最初作ってて。聞いてても聞き逃しちゃいそうな感じ。サウンドイメージみたいな感じが強いですね。

 

– なるほど、他の作品とかだとけっこうコード進行があったりとかするじゃないですか。確かに〈angoisse〉の作品はそれがなかったですね。

 

Koeosaeme – そうですね。けっこうそれを排除したっていう感じ。

 

-『OBANIKESHI』から最初に公開された「Ellissi feat. Aylu」はストリングスの入り方や展開が唐突で面白いですね。

 

Koeosaeme – 僕ホラームービー大好きなんすよ。元々映画学科にいたっていうのもあったし、映画が大好きでいろんなジャンル好きなんですけど、特にホラーが大好きなんすよね。まともなホラーもありますけど、あり得ない展開なる時あるじゃないですか。ああいうのがけっこう表現したいなっていうのはありますね。映画見てたら音でも変なの鳴っちゃってるとか、静かだったのにバーンってなったりとかするじゃないすか。ああいう展開はけっこう自分の音楽に影響ありますね。

 

– 例えばどういう映画が好きなんですか?

 

Koeosaeme – 一番好きなのは『エクソシスト』ですけど、『アタック・オブ・ザ・キラー・トマト』ってトマトがめっちゃ襲って来るやつとか。ヨーロッパも面白いんすけど、なんかそういうアメリカのものが好きです。ありえない感じ。Sethさんとかもそういうの好きらしく、アメリカで話した時言ってましたね。映画はかなり見てるみたいで。Sakumaさんは何好きですか?

 

– ホラーやSFも好きです。少し前に観たやつだと『テリファイド』とか。

 

Koeosaeme – あと角川SF文庫のシリーズ好きなんですよ。最近はそんなにちょっと読む時間ないんであれなんすけど、もともと好きで読んでましたね。フィリップ・K・ディックが好きで、翻訳も狂ってるじゃないすか。『スキャナー・ダークリー』、あれも確か映画になってますね。かなりドラックムービーとSFミックスされてて。『OBANIKESHI』、全体的にけっこうそういう感じですね。あの中で今公開されてるAyluさんをフィーチャリングしてる「Ellissi」はアルバムの中では異例というか、比較的に他とは違う感じなんですよね。

 

 

– Ayluとはどういう経緯で曲を作ることになったんですか?

 

Koeosaeme – 最初はFacebookで友達追加してくれたのかな。で、「Hello!」みたいな感じで向こうからきて。最初、あのトラックって、これちょっと言っていいか分かんないすけど、彼女がやってるレーベルの〈ABYSS〉から出す予定だったんです。うちから出さない?みたいな感じで言っていただいてから、速攻素材を送ってくれて。で、僕のほうで仕上げて送ったら、その後なかなか連絡なかったんで、忙しいのかなって思ってて。で、Ayluさんに連絡して、この曲をアルバム入れていいすか?って。あ、いいよって言ってくれて。

 

– ブエノスアイレスのシーンも面白そうですね。

 

Koeosaeme – やばいですね。チューリッヒのREDBULLのイベント出た時に、El Murkiって〈Orange Milk〉から出してる方とイベントで一緒になったんすよ。けっこう仲良くなってご飯行ったりとかして。ブエノスアイレスのこととか、いろいろ話聞いたんですよ。そしたら、そのEl Murkiの奥さんもアーティストで、あとAyluさんもいて、実験的なブエノスアイレスのシーンの人たちの一部で、なんかいくつかサンプルとか貰ったんすけど全部やばかったです。かなりぶっ飛んでる感じでした。さっきの話戻りますけど、フィリピンのEYEDRESSさんとか、あのへんの人たちも相当やばい感じでしたね。見たことない自作楽器みたいなの作ってたり。

 

– シンセですか?

 

Koeosaeme – ですね。だからフィリピンも我々が知らないところにも相当面白いシーンがあって。今その辺りが浮上して中国とか韓国とか、かなりトレンドになって世界に発信されてるなと思いました。

 

Photo by Norihito Hiraide

 

– Ryuさんって、日本のどこのシーンともコミットしてないように見えるんですよね。

 

Koeosaeme – おっしゃる通りです。Koeosaemeって、コミュニティとか音楽業界の体制とか、そういうのから離脱する目的でやってるんですね。自分がそういうのが嫌いって言ってるわけじゃなくて、ただプロジェクトとしてそういうのから離脱してやっていきたいっていう感じですね。疲れちゃったってのもありますね。それまでプロダクションとか事務所とか、ずっと何かに属してたんです。で、そのしがらみとかにすげえ疲れちゃった時あって、違うことやりたいなと思って始めたってのもあります。ほんと楽しんでやるっていう目的だったんすね。

 

– アルバムリリースの後は北米ツアー。もうすぐですよね。

 

Koeosaeme – そうっすよね。ちょっとやばいな(笑)全然まだセット作ってないですね。今回本数多いじゃないすか?

 

– 12本?しかも毎日。昼間はほぼ移動ですし、楽しそうだけど、恐ろしい感じも。

 

Koeosaeme – ですよね、疲労がヤバそう(笑)

 

 

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Koeosaemeは、日本を拠点にするサウンドデザイナーRyu Yoshizawaのプロジェクト。2017年にSeth GrahamとKeith Rankin (Giant Claw)が主宰するオハイオのレーベル〈Orange Milk〉からカセットアルバム『Sonorant』、2018年にはDavid M. Romero主宰のバルセロナのレーベル〈angoisse〉より『Float』をリリース。そして、今年5月17日に待望の新作『OBANIKESHI』が〈Orange Milk〉からリリースされ、6月にはCVNとの北米ツアーも控えている。そんなKoeosaemeに、これまでの活動や新作についてインタビューを行った。

 

 

– 子供の頃に音楽に触れたきっかけってどんな感じでした?

 

Koeosaeme – じいちゃんがけっこう音楽好きで、家にいっぱいレコードがあったんですよ。クラシックとかジャズとかロックとか。そのレコードを借りて聴いて、みたいな。すごく沢山あったんで、それをひたすら掘って聴いてましたね。

 

– 意識的に聴きだす頃とかはどうでした?

 

Koeosaeme – それは中学校入ってバンド始めた頃とかですかね。マリリン・マンソンとビジュアル系がミックスされたようなのやってたんすよ。

 

– オリジナルもですか?

 

Koeosaeme – 最初はメタルのコピーやったりとか。で、僕はシンセサイザーとかやってて。

 

– いきなりシンセですか?ギターとかベースとかじゃなくて。

 

Koeosaeme – 最初ギターやってたんですけど、もっとうまいやつがいたんです。でも、いろいろ好きでしたね。YMOとかもですが、これは僕の世代の話になっちゃうんですけど、めっちゃビジュアル系が流行ってて。そういうの聴いてましたね。

 

– ちなみに今おいくつなんですか?

 

Koeosaeme – 81年生まれで38ですね。

 

– 同世代ですね。この世代って、本当に周りに多いですね。食品さんとか、ナパさん(Forestlimit)、カトーさん(NOVO!)。

 

Koeosaeme – なんか話合うなと思ってました(笑)

 

– 匂いがね。

 

Koeosaeme – そう、匂いが。ナパームさんは、俺がかけてたメタルのSEに反応してくれたし。SakumaさんもじゃあV系いってます?

 

– 通ってますね。

 

Koeosaeme – ROUAGEとか好きでした。音楽ってより、世界観ですよね。当時、確か彼らはインディペンデントでカセットテープとかリリースされてて、そういうの「SHOXX」見て買ったりとか。

 

– 雑誌の裏に載ってるようなやつですね。

 

Koeosaeme – あとLAREINEっていう、MALICE MIZERみたいなバンドとか。(MALICE MIZERのスタッフだったメンバーが結成したバンド)

 

– それは中学生ぐらいの頃ですよね?その後、DTMを始めるのいつ頃ですか?

 

Koeosaeme – 大学生ぐらいですね。映画の学科通ってて、音楽ってよりか映画の世界に入ろうかなと思ってたんですよね。でも、途中でやっぱ音楽好きだなってなって。当時、三田の御成門にある学校の作曲コースに通ってちゃんと勉強し始めました。そこでDTMとかも学んで。音楽理論もちょっとやるし、サウンドエンジニアリング的なことを教科書で勉強するみたいな。まぁ音響のこととか、あんま役に立たなかったですが。

 

– でも、あの緻密な鳴りは自分にはないアカデミックさを感じます。で、〈Orange Milk〉のリリースの前に〈Denryoku Label〉からも作品出されてますよね。このレーベルについて教えてもらっていいですか?

 

Koeosaeme – そこの話ですか。オーナーのキハラくん喜ぶと思います。そもそも、僕長く音楽業界にいたんですけど、フリーランスになってから、事務所に所属してる時より仕事が減っちゃったんすよね。で、どうしようって先輩に相談したらプログラミング勉強しろよって言われて、プログラマーやり始めたんですよ、2002年頃だったかな。それでプログラムの会社で働きながら、音楽を両立させてて。まぁ今もそうなんすけど。で、働いてる時に、電子音楽やってる人たちがそこにいたんですよね。それで仲良くなったのが〈Denryoku Label〉のキハラくんていう人なんです。彼はもともと〈Maltine Records〉の周辺のシーンと繋がって、ずっとやってたみたいですね。

 

Photo by Norihito Hiraide

 

– 話が前後しますけど、その前勤めてたのはオフィス・インテンツィオってことですか?

 

Koeosaeme – そうですね。今日ここ来たのも、僕が一番最初に入ったスタジオっていうのが、ここのすぐ裏にあるCM音楽の制作会社のプロダクションスタジオなんですよ。そこで何年か修行してたんです。だからけっこう思い入れもあって。その後に、高橋幸宏さん(YMO)のオフィス・インテンツィオに所属するっていう流れですね。

 

– オフィス・インテンツィオでは、CM等の音楽を制作してるんですね。

 

Koeosaeme – そうですね。職業音楽家的にやりたいなと思って入ったんですよ。最初はそういう感じで入ったんですけど、何の知識もスキルもなかったから作家希望だったんすけどスタジオのアシスタントから始めたんです。日々のレコーディングワークとか、アシスタント業務を何年かやってて。でも、歌入れとか、SE作ってそれ実際使ってもらったりとか、その間にやらしてもらったりとかもありました。

 

– その後、フリーランスになったってことですね。

 

Koeosaeme – ですね。いまだに書いてあったりするんすよ、オフィス・インテンツィオ所属みたいな。2010年か2011年にはフリーランスになってるんです。

 

– Koeosaeme名義はいつからですか?あと名前の意味はあるんですか?

 

Koeosaeme – 馬鹿げたげた話なんすけど、僕んちに後輩が遊びに来てすごい酔っぱらってて、すごいうるさかったんですよ。ちょっと声抑えてってずっと言ってたんすよ。そしたらメモ帳にめっちゃ声抑えめ、声抑えめ、ってずっと書いてて。面白いなと思って。ごめんなさい、全然深い意味なかった(笑)Sethさんにも言われて、そういう風に言ったら、「なんだ」、みたいな。で、今の名義は2013年ぐらいからですね。曲作ってたんすけど、なんか形になんなかったんすよね。Sakumaさんとか、けっこう早い段階からできちゃってました?

 

– 今のCVNの前にJesse Ruinsっていうのをやってて、Jesse Ruinsは歌があったので構成的にも比較的スムーズに作り始めれました。割と完成の区切りの判断が早いので、悩んでこねくり回して結局できないってことはあんまりないかも。

 

Koeosaeme – 僕も断片的に見ると、例えば〈Orange Milk〉で出してもらったやつとか、ああいうのけっこう前から作ってたんすよ。10年前ぐらいから断片としてはあったんだけど、形にできなかったんすよね。何小節か単位のそういうのが何個もあって。1つには繋げたんだけど、ダサくて消去みたいな感じでしたね。

 

– 過去の作品ですけど、〈Orange Milk〉の前作『Sonorant』はフットワークが軸になってて、そのあと〈angoisse〉からリリースされた『Float』になるとリズムは後退してるけど、グリッチでリズムを刻んでるようなイメージです。毎回変化してますよね。

 

Koeosaeme – 毎回テーマを決めようと思ってて、音の質感とか世界観っていうのを1個その時の気分をプラスさせて決めてますね。だから毎回全然違うアルバムを作ろうとしてます。まぁ、かぶっちゃってる素材とかあるんすけど。でもテーマは違うように考えてやってます。

 

 

– 『Sonorant』はどうやって出すことになったんすか?

 

Koeosaeme – 最初に〈Orange Milk〉知ったのが、Keithさん(Giant Claw)の『Mutant Glamour』で。最初は、あれの作品が〈Orange Milk〉とは知らなかったんですよ。なんかのカタログで聞いてたんすよね。そしたらなんかヤバイのいるな。なんだこれは。みたいな(笑)

 

– 同じく『Mutant Glamour』で認識しました。〈Orange Milk〉にしては珍しい白黒のジャケですよね。前知識なくて、なんとなくEBMかテクノかなと思って、聴いたら全然違った。

 

Koeosaeme – 気になったトラックがあって、たぶんシンセの感じじゃないって言うか、急にストリングスが上物として乗ってきたりとか。今だったら、Keithさんみたいな音楽って昔よりもあるのかもしれないすけど、当時はなんだこれって感じで。それで気になってずっとチェックしてました。だから食品さんとかSakumaさんとかDJWWWWさんとかがリリースされたときは「うぉー」って感じでしたね。最初は自分から曲を送ったんですよ。Sethからすぐ返事来たんですよ。「何曲目は7回聞いたよ」みたいな。

 

– 回数が具体的ですね。

 

Koeosaeme – めちゃくちゃ良かったみたいで。「それ以外は悪くないけどリリースはちょっと難しいな」みたいな感じで。「またいいのできたら送ってよ」みたいな感じだったんですよ。Sakumaさんのときは?

 

– 僕も送ったんですよ。そしたら出そうってなって。

 

Koeosaeme – めちゃくちゃあのアルバム良かったっすね。最初、Sakumaさんのこと存じてなくて海外アーティストだと思ってたんすよ。やばいやついるなって。日本人?すげえって。で、Sakumaさんの最初のライブ見たのって、Co Laが来日した時にSECO Bar出られてましたよね?名前はCVNじゃなかったですよね。

 

– え!?あの日いたんですか。Cold Nameって名前で出てました。確かDJで出てたんですよね。

 

Koeosaeme – かもしんない。すごいインダストリアルな。

 

– そうそう。あの日はCo Laが、昔やってたEcstatic Sunshineとしてライブしてましたね。そういえば、去年Co Laが〈Orange Milk〉からリリースしたのは驚きました。

 

Koeosaeme – 去年4月に僕アメリカ行ったじゃないすか。何本か組んでもらって。その時に車の中で聞いたんすよ。「Co La出すんだよね」って。まじで?なって(笑)やっぱここシンクするんだって思いましたね。確かに出ててもおかしくないなっていう。

 

– それまでは結びつきがあるように見えてなかったですしね。

 

Koeosaeme – NNA Tapesとかそういう印象が強かったから。

 

– インターネットでは把握仕切れない現地のコネクションはありますよね。

 

Koeosaeme – そのとき、Holly Waxwingさんとかいらっしゃってましたね。今度我々もニューヨークでやるH0L0ってとこで、その近辺アーティストが全員集合みたいな感じで遊びに来てくれてて。

 

– H0L0ってやっぱりそういうシーンでは中心的なとこなんですかね。

 

Koeosaeme – そうですね、かなりアーティスティックなのもやってるし、普通にクラブとしても機能してる感じでしたね。フロアがすごい広いんですよね。バンドのライブもできちゃうんじゃないか、みたいな感じで、すごくいい雰囲気でしたね。日本人だったら僕らより前にSEIHOさんとかもプレイしたよって誰かが言ってました。

 

– そうなんですね。Sethからも〈PAN〉や〈Halcyon Veil〉など界隈のアーティストがライブしていると聞いてます。

 

Koeosaeme – ブルックリンからちょっと外れた倉庫街みたいなとこにありました。新しい感じもしましたね。

 

– 前回のアメリカ以外にも海外のライブはどこか行かれてますか?

 

Koeosaeme – 去年、一昨年ぐらいは行きましたね。一番最初に東南アジアのメディアアートフェスティバルみたいなのがあって、それを友達が紹介してくれて行ったんですよ。アジア圏から色んな人がプレイしに来てて、そこの人たちと仲良くなって、彼らはそれぞれ違う国なんですけど、仲良くなったから今度うちにも来れば、みたいな感じで呼んでもらって、ベトナムとかバンコクとかフィリピンとか、そういう東南アジア圏に行きました。

 

– 各会場の反応はどうでした?

 

Koeosaeme – すごい反応してくれるんですよね。終わった後とか、反応が欧米圏のそれですよね。みんな、握手とか求めてくるし。日本人だと後から「良かったよ」とかありますけどね。ハグみたいなのってないじゃないすか。すごい面白いアーティストもいっぱいいましたし。全然知らないだけだな、みたいのはすげぇ感じました。最近「STUDIO VOICE」で特集されてましたけど、あのときにAlyana Cabral(Teenage Granny)ていう子が出てて、フィリピンのそのメディアアートのイベントで何日間も一緒にワークショップとか、イベントも一緒にやったりとかしてて。そしたら「STUDIO VOICE」載っててびっくりしました。Big Love(Baby Amphetamine)からリリースしてますよね。フィリピンの「WSK」っていうイベントなんすけど、EYEDRESSさんも来てました。面白かったんで、よかったら今度行きましょう。

 

Photo by Norihito Hiraide

 

– 是非。新しいアルバムなんですけど、オバニケシと読むんですか?これはどういう意味なんですか?

 

Koeosaeme – 意味は特になくて、「無(Empty)」っていう意味したんすよ。今回録りためたボイスサンプルをリバースしたんすよ。そしたらオバニケシって言ってて、これをタイトルにしようと。

 

– 言葉の音を聞いても掴み所がない感じですね。アルバムはどんな内容になってますか?

 

Koeosaeme – 僕、60年代とか70年代のサウンドアートとかコンテンポラリーアートが好きだから、それを手法として、今の要素とか組み合わせてやってみよう。っていうのがあって、楽器も今の楽器を使って古いものも混ぜたりとかがテーマでした。よく音楽が主体になってない感じのイベントとかあるじゃないですか。作品があって音がそれに寄り添ってる。そういう雰囲気けっこう好きだったりするんですよね。音楽を聴いてるって言うか、体験した中に音が存在してて。ああいうのをけっこう求めてるのはありますね。〈angoisse〉のやつもそういうイメージで最初作ってて。聞いてても聞き逃しちゃいそうな感じ。サウンドイメージみたいな感じが強いですね。

 

– なるほど、他の作品とかだとけっこうコード進行があったりとかするじゃないですか。確かに〈angoisse〉の作品はそれがなかったですね。

 

Koeosaeme – そうですね。けっこうそれを排除したっていう感じ。

 

-『OBANIKESHI』から最初に公開された「Ellissi feat. Aylu」はストリングスの入り方や展開が唐突で面白いですね。

 

Koeosaeme – 僕ホラームービー大好きなんすよ。元々映画学科にいたっていうのもあったし、映画が大好きでいろんなジャンル好きなんですけど、特にホラーが大好きなんすよね。まともなホラーもありますけど、あり得ない展開なる時あるじゃないですか。ああいうのがけっこう表現したいなっていうのはありますね。映画見てたら音でも変なの鳴っちゃってるとか、静かだったのにバーンってなったりとかするじゃないすか。ああいう展開はけっこう自分の音楽に影響ありますね。

 

– 例えばどういう映画が好きなんですか?

 

Koeosaeme – 一番好きなのは『エクソシスト』ですけど、『アタック・オブ・ザ・キラー・トマト』ってトマトがめっちゃ襲って来るやつとか。ヨーロッパも面白いんすけど、なんかそういうアメリカのものが好きです。ありえない感じ。Sethさんとかもそういうの好きらしく、アメリカで話した時言ってましたね。映画はかなり見てるみたいで。Sakumaさんは何好きですか?

 

– ホラーやSFも好きです。少し前に観たやつだと『テリファイド』とか。

 

Koeosaeme – あと角川SF文庫のシリーズ好きなんですよ。最近はそんなにちょっと読む時間ないんであれなんすけど、もともと好きで読んでましたね。フィリップ・K・ディックが好きで、翻訳も狂ってるじゃないすか。『スキャナー・ダークリー』、あれも確か映画になってますね。かなりドラックムービーとSFミックスされてて。『OBANIKESHI』、全体的にけっこうそういう感じですね。あの中で今公開されてるAyluさんをフィーチャリングしてる「Ellissi」はアルバムの中では異例というか、比較的に他とは違う感じなんですよね。

 

 

– Ayluとはどういう経緯で曲を作ることになったんですか?

 

Koeosaeme – 最初はFacebookで友達追加してくれたのかな。で、「Hello!」みたいな感じで向こうからきて。最初、あのトラックって、これちょっと言っていいか分かんないすけど、彼女がやってるレーベルの〈ABYSS〉から出す予定だったんです。うちから出さない?みたいな感じで言っていただいてから、速攻素材を送ってくれて。で、僕のほうで仕上げて送ったら、その後なかなか連絡なかったんで、忙しいのかなって思ってて。で、Ayluさんに連絡して、この曲をアルバム入れていいすか?って。あ、いいよって言ってくれて。

 

– ブエノスアイレスのシーンも面白そうですね。

 

Koeosaeme – やばいですね。チューリッヒのREDBULLのイベント出た時に、El Murkiって〈Orange Milk〉から出してる方とイベントで一緒になったんすよ。けっこう仲良くなってご飯行ったりとかして。ブエノスアイレスのこととか、いろいろ話聞いたんですよ。そしたら、そのEl Murkiの奥さんもアーティストで、あとAyluさんもいて、実験的なブエノスアイレスのシーンの人たちの一部で、なんかいくつかサンプルとか貰ったんすけど全部やばかったです。かなりぶっ飛んでる感じでした。さっきの話戻りますけど、フィリピンのEYEDRESSさんとか、あのへんの人たちも相当やばい感じでしたね。見たことない自作楽器みたいなの作ってたり。

 

– シンセですか?

 

Koeosaeme – ですね。だからフィリピンも我々が知らないところにも相当面白いシーンがあって。今その辺りが浮上して中国とか韓国とか、かなりトレンドになって世界に発信されてるなと思いました。

 

Photo by Norihito Hiraide

 

– Ryuさんって、日本のどこのシーンともコミットしてないように見えるんですよね。

 

Koeosaeme – おっしゃる通りです。Koeosaemeって、コミュニティとか音楽業界の体制とか、そういうのから離脱する目的でやってるんですね。自分がそういうのが嫌いって言ってるわけじゃなくて、ただプロジェクトとしてそういうのから離脱してやっていきたいっていう感じですね。疲れちゃったってのもありますね。それまでプロダクションとか事務所とか、ずっと何かに属してたんです。で、そのしがらみとかにすげえ疲れちゃった時あって、違うことやりたいなと思って始めたってのもあります。ほんと楽しんでやるっていう目的だったんすね。

 

– アルバムリリースの後は北米ツアー。もうすぐですよね。

 

Koeosaeme – そうっすよね。ちょっとやばいな(笑)全然まだセット作ってないですね。今回本数多いじゃないすか?

 

– 12本?しかも毎日。昼間はほぼ移動ですし、楽しそうだけど、恐ろしい感じも。

 

Koeosaeme – ですよね、疲労がヤバそう(笑)