2019/03/07
第一弾は庄野雄治短編集。
PunPunCircle、PRINCE GRAVES、Naoya Takakuwaなどのリリースで知られる東京のインディペンデントレコードレーベルde.te.ri.o.ra.tionが、 書籍のレーベル「Deterio Liber」(デテリオリベル)をスタートさせる。出版第一弾は、独自のスタンスでの活動が話題の徳島のコーヒー焙煎所aalto coffee(アアルトコーヒー)庄野雄治による初の短編小説集で4月刊行予定とのこと。
庄野雄治短編集『たとえ、ずっと、平行だとしても』
2019年4月刊行
-ギターがいなくなった日から、月は鳴かなくなった-
世界とうまく折り合いがつかず、いつも文句ばかり言っているくせに安全な場所で膝を抱え震えていた、かつての自分のような人たちへ。独自のスタンスでの活動が話題を呼ぶ徳島の人気焙煎所 aalto coffee 庄野雄治による初の短編小説集。日々焙煎する傍ら机に向かい書き上げた、嘘のような本当のような10篇の美しい物語。 水槽の中に見る世界と亡き妻への回想の日々が、やがて静かに感情の浄化へと導く「ゴールデンミッキーマウスプラティ」。破天荒な家庭教師の女が訳ありの少年を連れて逃避行するパンクな物語「サイコな彩子は西湖で最高な最期」。淡々とした毎日、書道教室をきっかけに夫婦関係に小さな気づきを得る表題作「たとえ、ずっと、平行だとしても」。 音楽のレーベルから小説を出したら面白いのではないかという庄野のたっての希望により、インディペンデント音楽レーベル de.te.ri.o.ra.tion が立ち上げた新しい書籍部門、Deterio Liber から出版となる。
目次
「月とギター」
「緑の車」
「犬と老人」
「3m」
「ゴールデンミッキーマウスプラティ」
「虹」
「空耳ジョニー」
「長ネギとハム、チーズのヴィネグレット」
「サイコな彩子は西湖で最高な最期」
「たとえ、ずっと、平行だとしても」
庄野 雄治(しょうの ゆうじ)
コーヒー焙煎人。1969年徳島県生まれ。大学卒業後、旅行会社に勤務。2004年に5キロの焙煎機を購入しコーヒーの焙煎を始める。 2006年徳島市内に「aalto coffee(アアルトコーヒー)」を、2014年同じく徳島市内に「14g」を開店。 著書に『コーヒーの絵本』(平澤まりことの共著/ミルブックス)、『はじめてのコーヒー』(堀内隆志との共著/ミルブックス)、 『たぶん彼女は豆を挽く』『誰もいない場所を探している』『徳島のほんと』(福岡晃子との共著)、編書に『コーヒーと小説』『コーヒーと随筆』(ミルブックス)がある。 本好きが高じ、自分の友人知人の才能を紹介したいと冊子『Hemisphere』を発刊、現在4号まで発売中。 都内にて赤川次郎の読書会などコーヒーを交えたイベントに多数参加するほか、「14g」では音楽イベントやギャラリーとして展示も行ない、 好きなものを軸にしつつも枠にとらわれない活動は多岐にわたる。
category:NEWS
tags:de.te.ri.o.ra.tion / Deterio Liber / 庄野雄治
2019/10/16
11月中旬刊行予定 〈de.te.ri.o.ra.tion〉の書籍部門〈Deterio Liber〉がLegere Musica(レゲレムジカ=読む音楽)シリーズを刊行することを発表。第一弾として、Batman Winks時代には〈Rhyming Slang〉主催イベントでMac Demarcoの元ギタリストHomeshakeとの共演や、NY名門ライブハウスBaby’s All Rightへ出演経験もあるNaoya Takakuwaの作品『バナナ・コーストで何が釣れるか』。 ミュージシャンを著者に迎え、音源CDRとその音源についてのプロダクションノートやイメージなどのブックレットをセットにしたシリーズとなる。第一弾は現在エレキギターを使った即興音楽の制作を中心に活動している、Naoya Takakuwa。 ブックレット『バナナ・コーストで何が釣れるか』と葛飾北斎からインスパイアされた即興ジャズ7曲入りCDR。装幀デザインは横山雄。11月中旬刊行予定。 『バナナ・コーストで何が釣れるか』Naoya Takakuwa ※7曲入りCDR『印象 / Impression』付き、¥2000(+税) Deterio Liber 曲目リスト 1. 大波 / O-nami 06:35 2. 禅 / Zen 05:12 3. 日出 / Hinode 02:10 4. 市井/ Shisei 05:12 5. 旅路 / Tabiji 12:08 6. 混沌 / Konton 03:50 7. 日入 / Hinoiri 06:00
2020/05/06
5月22日リリース 〈TYO GQOM〉は、KΣITO、mitokon、K8、Hiro “BINGO” Watanabe、DJ MOROの5名からなる東京発のDJクルー。南アフリカ・ダーバンで生まれたGqomをはじめ、Amapiano、Singeliなど今世界的も最も注目される現行のアフリカン・ミュージックを東京的解釈でクロスオーバーさせるDJスタイルが注目を集めている。これまでにMars89、Rian Treanorなど多くの実力派DJと共演、今年2月に渋谷Contactで開催された”TREKKIE TRAX VS TYO GQOM”ではTREKKIE TRAXやAhadadreamらと共にフロアを沸かせ、平日のイベントながら大きな話題を呼んだ。記念すべきレーベル第一弾となる本作には、〈TYO GQOM〉のメンバーに加えT5UMUT5UMU、Indus Bonze、Drumetic Boyzなど日本と南アフリカのプロデューサーが参加。Gqomを基軸に、UK Funky、Gorgeなど各自のバックグラウンドが感じられる内容に仕上がっている。 本日5月6日(ゴムの日)にレーベルBandcampにてプレオーダー開始、5月22日にBandcamp、Spotify、Apple Music等で一斉リリース予とのこと。また本日レーベルローンチパーティも配信される。 ————————– V.A. – “TYO GQOM Compilation Vol.1” Label : USI KUVO Records Pre-order : https://usikuvo.bandcamp.com/ Release date : May 22 2020 参加アーティスト: Drumetic Boyz (from South Africa) Hiro “BINGO” Watanabe Indus Bonze KΣITO K8 Loktion Boyz (from South Africa) DJ MORO Strange Contents T5UMUT5UMU (A to Z) “TYO GQOM QUARANTINE” USI KUVO Records launch online party 5/6(Wed) 19:00-24:00 JST Streaming
2020/10/08
今秋リリース HEADZが関西を拠点とした新たなレーベル〈Leftbrain〉をスタートする。〈Leftbrain〉はこれまでにHEADZにて、goatや空間現代などのリリースを担当してきたスタッフによる新たなレーベルライン。 さらにレーベル第一弾として、SjQの11年振りとなる新作アルバムを今秋にリリースすることも発表された。SjQは、2003年に杉本佳一のcubic musicよりデビューし、虹釜太郎の360°Recordsのコンピに参加、2009年にHEADZより『Animacy』を発表して以降は、映像作家のKezzardrixとのプロジェクト「SjQ++」で、オーストリア・リンツの芸術祭Ars ElectronicaにてAward of distinctionを受賞、あいちトリエンナーレに出演するなど、多方面で活動してきた。今回発表されたアルバムは音楽作品としてはなんと11年振り。 また、他にはgoatの日野浩志郎による新プロジェクトや、荒木優光と、DJのDISTEST、neco眠るの栗原ペダルによる3人組「NEW MANUKE」の初のアルバム・リリース等を予定している。SjQの新作アルバムの予告編ともいえるティザー音源を公開。 Leftbrain Bandcamp : https://leftbrain.bandcamp.com/ Twitter : https://twitter.com/leftbrain_kyoto Instagram : https://www.instagram.com/leftbrain_kyoto/
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