2019/01/26
Tianzhuo Chen (Asian Dope Boys)を演出に迎えて「TRNS-」第4回開催決定。
行松陽介主宰の”越境”トランス・パーティ「TRNS-」が2/16で第4回目を迎える。これまでに”エレクトロ”、”ダンスホール”、”メタル”をテーマにWWWβにて開催してきたが、今回は行松陽介のオールナイト・ロング・セットのワンマン公演となる。
さらに現代のエレクトロニック/エクスペリメンタルなクラブシーンにも通じるアジアアート界の先鋭Asian Dope Boys主宰のTianzhuo Chen(テンジョー・チェン)を演出で迎える。行松陽介の圧倒的なフィジカリティとTianzhuo Chenのヴィジュアルが融合する奇跡的な夜を体感しよう。
なんと前売にはこのヤバすぎる行松陽介オリジナル・カレンダーが特典で付いてくる。(えええ、これは欲しい…)イベント詳細はこちら。
2008年SPINNUTSとMITSUKI主催KUHIO PANICに飛び入りして以降DJとして活動。naminohana records主催THE NAMINOHANA SPECIALでのKEIHIN、DJ NOBUとの共演を経て親交を深める。2014年春、千葉FUTURE TERRORメインフロアのオープンを務める。2015年、goatのサポートを数多く務め、DOMMUNEにも出演。PAN showcaseではLee GambleとBTOB。Oneohtrix Point Never大阪公演の前座を務める。2016年ZONE UNKNOWNを始動し、Shapednoise、Imaginary Forces、Kamixlo、Aïsha Devi、Palmistry、Endgame、Equiknoxx、Rabitを関西に招聘。Arca大阪公演ではArcaが彼のDJ setの上で歌った。2017年、2018年と2年続けてBerlin Atonalに出演。2018年からWWWにて新たな主催パーティー『TRNS-』を始動。Tasmaniaで開催されたDARK MOFO festivalに出演。BLACK SMOKERからMIX CD『Lazy Rouse』『Remember Your Dream』を、イギリスのレーベルHoundstoothのA&Rを手掛けるRob BoothによるMIXシリーズElectronic ExplorationsにMIXを、フランスのレーベルLatencyのRINSE RADIOのshowにMIXを、CVN主催Grey Matter ArchivesにAutechre only mixを、NPLGNN主催MBE seriesにMIX TAPE『MBE003』を、それぞれ提供している。
Tianzhuo Chen [Asian Dope Boys / China]
“肉は本質的に弱く、そしてその生と死の間の境界はは不明瞭である”
1985年生まれ、北京在中のアーティスト。イギリスの大学でデザインとアートを専攻しマスターを取得。2015年にビジュアル、サウンド、ダンスを基盤とし、パフォーミング・アートとして統合されたコレクティブ/レーベル Asian Dope Boysを結成。クラブでのパーティ、インスタレーション、Aïsha Deviのミュージック・ビデオやヴィジュアルを担当、昨年ロンドンやベルリンでもパフォーマンスを行い、ベルグハインではJanusとのコラボレーション・パーティを開催、新世代の実験的なエレクトロニック・ミュージックとも共鳴する、破壊的で肉体的な作品で注目を集めている。
若い世代の芸術家として、Tianzhuo Chen (ティエンジョー・チェン) はインスタレーション、パフォーミング・アート、ミュージック・ビデオ、ドローイング、そして写真等、様々な芸術的分野で活動。彼の作品の多くは、アンダーグラウンドなパーティ、ステージ・パフォーマンス、またはより概念的に構築された儀式、そして究極的に現実をファンタジーに変える、そういった「出来事」の形作るために他者の参加、観客の参加を必要としている。彼の芸術作品の中で、チェンは宗教(仏教、ヒンズー教、キリスト教、そしてシャーマニズムなど)、サブカルチャー(カルト文化、ドラッグ、レイブなど)、大衆文化(漫画、ヒップホップ、エレクトロニック・ミュージックなど)、ダンス(日本舞踏、ヴォーグなど)といった自身が精通する知識を用い、その要素とシンボルをミックスしながら、それらが持つ雰囲気を並べることで、観客や参加者に身体の表面的な状態と精神の両方を超えさせる。究極的には、アーティストが言及する”狂気の状態”として辿り着く。
自己を超越して狂乱を引き起こすことは、自身のアート作品の動機や刺激であり、錬金術師のように、彼は現代社会の現実の中にすでに存在する要素を引き出すことを目指し、その要素を蒸留(または精製)させ、狂気に満ちた空間へと昇華させます。 「サウス・パーク」の人種差別主義者のエリック・カートマン、そして疎外の対象や象徴とされる小人達が、彼の作品の中によく現れ、木彫りの彫刻、パフォーマンスの小道具、ビデオの背景など、音楽のレイヤーに加える大胆で派手な色を使用することで、インタラクティブな感覚を刺激し、作品の昇華を完成させる。チェンの芸術的な目的は、様々な要素をより自由に収集し、多様なメディアを利用することで実現し、彫刻、ビデオ、インスタレーション、ドローイングに加えて、ファッション、音楽、パーティ、パフォーマンスなどの大衆文化の形態を含めることで作品として総合されている。
category:NEWS
2023/02/03
3/11 WWW X CYKのKotsuが4年ぶりのオールナイトロング・セットをWWW Xにて敢行。東京、京都を軸にコレクティブでの活動含め幾多のDJ、パーティ、フライヤー制作を重ねながら独自のシーンを形成してきたデザイナーが個として解き放たれる究極の集大成。 “Reflection” 今回のALL NIGHT LONGセットを敢行するにあたって、自分が様々な土地に訪れたり、あるいは京都や東京で日々経験されることを放出する”反射体”としての実相=自己と、自己完結的で内省的な深層=自己。その二つの狭間に生じる“ゆらぎ“を取り出し提示してみたいと考えています。 分かりやすく言うと前者は(コミュニケーション方法が会話であれDJであれ)対人と関係する時の自分、後者は特に一人でいるときに現れているような純粋無垢(と思われる)な自分。もしかしたら”Kotsu”と”本名としての自分”みたいな関係かもしれません。 その双方が自分にとって並列であり、どちらに寄せるでもなく、また同一化を求めているわけでもありません。あくまでもその二元論がDJingによって融解し曖昧さを持ち始め、覚醒し出すプロセスを歩みます。 “ずっとここに居たいわけで無ければ、今すぐ飛び去りたいわけじゃない、ただ軽やかにいたい”。 どっちつかずと言われればそれまでですが、これは京都に拠点を移して以降のマインドセットとして自分の中に確実に存在しています。変化することを希求する…。それはゴールがそこにありいずれ救われるものとしてのプロセスではありません。軽やかに変化しながら境界線を曖昧にさせることによって生じるリズムを取り出したい。そんなことを考えています。 コードが複雑化した中で、脱領土化し、止めどない足踏みによって再領土化する。これはその連続における私の痛切なエッセイです。それはロードサイドミュージックの断片でもあれば至極都市的なダンスミュージックの感触かもしれません。 それは誰かの共感であれば誰かのフィクションかもしれません。ただ、そのグラデーションの現出こそが”ゆらぎ”を認める第一歩になる気がしています。この一晩に開放されるWWW Xというスペースにおいてそれは展開されます。個人的実証を起点としながらもオープンな場所であることに喜びを感じます。 ダンスミュージックにおける反復の中で自分を投影してみたり、あるいは自らを離散させながら自由に漂ってみてくれたら嬉しいです。 Kotsu KOTSU All Night Long -Reflection- 2023/3/11 23:30 at WWW X ADV/BEFORE1AM/U23 ¥2,000 DOOR ¥2,500 TIX https://t.livepocket.jp/e/20230311wwwx Kotsu All Night Long set -Reflection- VJ: kenchan / Toshifumi Kiuchi (LAID BUG) artwork: Kotsu / TBA / TBA Over 20 only・Photo ID required 20未満入場不可・要顔写真付ID
2023/11/16
12/2 WWW X ¥ØU$UK€ ¥UK1MAT$Uがオールナイトロング・セットをWWW Xにて開催。Local Worldがフルサポート、演出にMESを迎え、真の”超越”を呼び起こす。 大阪出身、現在東京を拠点とする¥ØU$UK€ ¥UK1MAT$Uは多才というだけでは表現しきれない、常に超越した何かとそのハイパーなエネルギーを爆発させ、ダンス・フロアで数多くの覚醒と奇跡を呼び起こしてきた。フロアへの献身と音楽的な挑戦を繰り返し、今や多くのDJ、アーティストからアジアを代表する世界最高峰のDJの一人とみなされている。 DJ NobuのイベントFUTURE TERRORでのデビューからこつこつと現場を積み重ねながら、鍛え抜かれた身体性を武器に時に大胆なポップスやロックも織り交ぜたスリリングに実験的かつダンス・フロアに献身的なDJスタイルで2010年代中期よりローカル・シーンにおいて圧倒的な支持を得る。後期には中国のアート・コレクティブAsian Dope Boysのパーティやインスタレーションの出演を皮切りに上海Allを発端とした中国のオルタナティブなクラブ・シーンへ進出、東アジアを代表するDJの一人となる。コロナ後も勢い留まることなく本年には電子音楽シーンにおける世界各国の有力フェステイバルに軒並み出演、アジア、欧州、オーストラリア等、世界を巡りながらワールワイドな展開で更なる超越へと向かう。本パーティには演出に現代美術とクラブカルチャーの境界で照明、インスタレーション、パフォーマンス、パーティ等の活動を続ける東京拠点のMES、WWWを拠点にイベント・シリーズ本編25回を開催、ディレクションを務めるWWWβでのブッキングやパーティ含め¥ØU$UK€ ¥UK1MAT$Uの音楽性に最も共振してきたLocal Worldがフルサポートする。 WWW & WWW X Anniversaries Local 26 World ¥ØU$UK€ ¥UK1MAT$U -All Night Long- powered by MES 2023/12/02 SAT 24:00 at WWW X U23 ¥2,000 / ADV ¥2,500 / DOOR ¥3,000 (+1D) TICKET https://t.livepocket.jp/e/20231202wwwx DJ: ¥ØU$UK€ ¥UK1MAT$U -All Night Long- Laser / Visual / VJ: MES design / makeup: Daiki Miyama photo:
2022/05/26
text & flyer by Kotsu 2020年に突如訪れた未曾有の状況にライフスタイルを変えざるを得なかった人達は語られずとも数多く存在するらしい。彼もその一人であった。 DNGは、2016年に結成以降国内外から数々のアーティスト/DJを招聘し、国内を中心にDJおよびパーティーのオーガナイズを行なってきたハウス・ミュージック・コレクティブ”CYK”の一員だ。その一方でソロでもDJおよびパーティーのオーガイズを行ってきた。 同CYKのメンバーNariとの共同パーティー『所作”motion”』ではカルト的な人気を誇るSAMO DJやAltz、Sisiといったアクトを招聘。 彼のDJは伝統的なハウス・ミュージックを広義に再解釈する折衷主義であり、緊張と緩和のバランス感を重視するスタイルと、オーガニックなセレクター的選曲でも評価が高く、CYKにおいてはグルーヴの安定的な側面でブレーンとして存在感を示している。 そんな彼はコロナ禍以降DJとしての活動を中断することを選択した。ワークスタイル的な要因も大きいが具体的理由は割愛しつつも、コロナ禍での現場出演は感染症対策が徹底された21年,22年のRainbow Disco Clubのみであった。配信企画でも数度DJは行ったもののソロでの現場出演はほぼ2年4ヶ月ぶりと言ってもいいだろう。 そんな彼の復帰1発目は下北沢にあるベニューSPREADで行われるALL NIGHT LONG SETだ。それに引き続いて他4都市でもツアーにて巡業することが決定している。 私は彼が現場での活動を中断している間もMIXを制作し続けたり、変わらず楽曲を購入していたり、そして何より他のDJやクラブシーンの状況を目の前に悶々としていたことを知っている。封印されし彼のDJingに対するピュア・エナジーが解放される時が遂に来たのだ!!!! 彼の知的好奇心及びバイタリティーの高さ、冷静さと突飛なアイデアセンス、夫、2匹の猫の飼い主、元ダイバー、下戸、眼鏡の奥にキラリと光る純粋な眼差し…などなど彼のパーソナリティー溢れる瞬間が幾度となく観測されるであろう復帰ツアーの日々を是非共にしてみてほしい。 帰るところがフロアにある。そんな人生もいいじゃないか。おかえり。DJ No Guarantee。おかえり、平井くん。 DNG All Night Long -DJ No Guarantee is Here Again- DATE:2022.07.08 fri VENUE:SPREAD Shimokitazawa OPEN / START:23:00 ADV. / DOOR:¥1,500 / ¥2,000 U23:¥1,500 Ticket:RA DJ:DNG(CYK) fka DJ No Guarantee – All Night Long Set- More info:SPREAD Shimokitazawa DNG is Here Again Tour 2022.07.09 sat | West Harlem(京都) 2022.07.23 sat | Provo(北海道・札幌) 2022.08.12 Fri | Kieth Flack(福岡) 2022.08.13 sat
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受け手の自由に寄り添う作品
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