2018/09/04
アスパラの歴史と蘭丸。
記憶が曖昧だが、彼と初めて会ったのはForestlimitだったような気がする。違うかもしれない。とても人当たりの良い印象だったという記憶だけが鮮明だ。交友関係も幅広く、大阪を拠点にしているが、全国様々なイベントでDJを行なっている彼をオフィシャルのプロフィールをコピペして紹介しよう。<Aspara(アスパラ)、石川県出身大阪府在住のDJ。日本各地で精力的に活動中。Licaxxx、Madeggと共にTimeOut Cafeにて不定期で開催されるハウスパーティー『MAL』を主催。音楽が好き。>とのことだ。そんなAsparaが今年5月にリリースしたMixCD『蘭丸』は再生した瞬間から高いテンションで始まる。ジャケットのデザインも込みで伝わってくる”衝動”のようなものをそのまま受け入れて、シンプルな感情で聴きたい作品だ。今回は、メールで数日キャッチボールしながらインタビューを構築していった。
– 小さい時はどんな子供でしたか?
Aspara – 友達と鬼ごっこしたり家にあったライターと新聞紙持って浜辺で焚き火したり、釣りに行ったり、外で遊ぶことが好きなはずだったんですが、小学校高学年くらいから家に引きこもってビーマニに熱中してました。ゲーセンにあるものにより近いDX専用コントローラーを持ってる友達の家に遊びに行ったり、僕が持っていないアペンドディスクを持っている友達の家に遊びに行ったりしていました。
– 学校ではどういう存在でした?生徒会長?ヤンキー?
Aspara – どうなんでしょうね。思ったことはっきり言うのはその頃から変わってないので嫌われてたかも。学校の行事には割と積極的に参加してたほうだと思います。勉強は全然出来なかったけど、授業は好きでした。
– 最初に買った音楽覚えてますか?
Aspara – どのチームか忘れましたけど、Jリーグの応援歌が入ったCDだったと思います。何であれ買ったんだろ。今も昔もサッカーは全然興味ないっす。
– 生まれも育ちも大阪ですか?
Aspara – 出身は石川県です。大阪には6年くらい前に越してきました。今は実家に帰ったときのほうがそわそわするし、大阪のほうが落ち着きます。
– 石川県出身はなんとなく意外でした。大阪で一番好きなところはどこですか?
Aspara – 良いレコード屋があるところ!と、酒場がいっぱいあるところ。おかげで飲めなかったお酒が飲めるようになって、沢山友達ができました。
– 普段よく遊ぶ人って音楽界隈の人ですか?それ以外の人?
Aspara – 音楽がきっかけで知り合った人がほとんどですね。楽しいです。
– 意識的に音楽を聴くようになったのはいつ頃ですか?その時は何を聴いていましたか?
Aspara – 中3の部活引退後くらいから友達とスケートボードをするようになってたんですが、僕はすぐに飽きちゃって。そのかわりにスケートブランドが作ったビデオを見るのが好きになって最終的にそのビデオで流れているヒップホップが好きになりました。
Gang StarrとかDITCから始まって、高校に入ってからはMo’Wax、Anticon、MUSH、BIG DADAなどから出てた、当時アブストラクトヒップホップと呼ばれていたインストのブレイクビーツをよく聴いていました。その流れでノイズとかドローンも。テクノやハウスを買い集めるようになったのはここ5年くらいです。
– なんかかっこいい音楽遍歴ですね。テクノやハウスを買い集めるきっかけは何だったんですか?
Aspara – 高校からは友達いませんでしたど…金沢にいた頃はテクノのパーティーによく遊びに行ってたし、聴くのは好きだったんですけど何故かその時は集めるまではいかなかったんです。きっかけははっきり覚えてないんですけど、Ben UFOの登場以降に意識して買い始めた気がします。Hessle AudioはじめUKのベースミュージックのレーベルがテクノ化していったタイミングでもあったし、良いリリースが多かったんですよね。
– 金沢のクラブはどうですか?テクノのパーティーは多いですか?
Aspara – 今は全然わかんないですけど2008年くらいまでは結構やってたと思います。よく行ってたのはミニマルテクノが一晩中かかるパーティー。Motor City Drum EnsembleやA Made Up Sound、Theo Parrishとか海外アーティストやDJは県外に行かなくても金沢で見れたので地方都市にしては多かったんでしょうね。
– Asparaという名前の由来を教えてください。
Aspara – 嫌です。
– そんな事言わずに。
Aspara – 正直僕もよくわかってないんですよ。石川県にいた頃にいつの間にかこう呼ばれてました。本名がややこしいのでこれは楽だな、と思って仕事以外で会った人にはそう名乗るようになりました。
– 初めて行ったクラブはどこですか?
Aspara – 今はもうありませんが金沢のAFTER HOURSというクラブです。当時は寺町という繁華街から少し外れたエリアにありました。初DJと初オーガナイズもここでした。
– DJはどのようにして始めたのですか?何かきっかけがあったのですか?
Aspara – 金沢のごく一部の高校では毎年卒業式のあとに卒業パーティーと称してクラブで遊ぶ風潮がなぜかあって(主催も出演者もお客も高校生)。僕の高校は無かったんですけど他校の友達に、「レコード集めてるならやってみない?」と声をかけてもらったのがきっかけでした。その後はもう人前でDJすることなんて無いだろうと思っていたのですが、先輩や友人に誘われてなんとなくDJする状況が数年続きました。
自我が芽生えたというか、意識して続けるきっかけになったのはPPTVというDJに出会ってからです。PPと出会ってなかったらもう少し違う感じになってたかもしれません。かける曲も考え方もこの頃から少しずつ変化し始めたと思います。2007年頃でしょうか。
– 初DJの1曲目を覚えてますか?
Aspara – えー!全然覚えてない(笑)それどころじゃなかったですね。
– DJしている時はどんなことを考えてますか?
Aspara – 事前にセットを組んで臨むことが殆ど無いので基本的には次何かけよう、どう組み立てよう、がほとんどです。DJ中に少し余裕が出てきたくらいから、どうやったら自分が楽しめるか、それでお客さんは楽しんでくれるか、とかですかね。
– 自分が楽しむ事とお客さんが楽しむ事、その2つはどういうふうにバランスとっていますか?
Aspara – 自分がいい感じにならなきゃと思うときもあるし、お客さんにいい感じにしてもらえるときもあるし、その時々ですね。今はお客さんにいい感じにしてもらえることのほうが圧倒的に多いと思います。本当はある程度コントロールしたほうが良いんでしょうけど、まだ出来ないです!
– なぜDJを続けているんですか?
Aspara – DJ前はめちゃくちゃ緊張するので逃げ出したくなるときもありますが、終わったら自然ともっとこう出来た、次はこういう風にやりたいと考えることがまだ出来ているからでしょうか。こういう場所でやってみたいっていう欲もあるし、ありがたいことに誘ってくれる方も居るので。生活とのバランスを取ることが難しいと感じる時もありますけど、できるだけ長く続けたいです。
– どうやって音楽を掘っていますか?
Aspara – 基本的にはレコード屋に行きます。インターネットでも探しますが、今はレコード屋で知ったレーベルやアーティストとその周辺を探す程度にしか使ってません。もっとうまく使えたらいいんですけど、このあたりも自分なりのバランスがあります。
– よく利用するレコード屋はどこですか?なぜそのレコード屋を利用するのですか?
Aspara – 新譜はnaminohanaかnewtoneで買ってます。どちらも他に似たようなセレクトしているお店が無いんですよね。入荷も早いしありがたいです。中古盤は梅田のディスクユニオンか南大阪のハードオフでよく買います。なんにも無いときもありますけど地域性を感じるし楽しいです。
– DJをしているから(DJでレコードを使用するから)レコードを買うのか、レコード自体が好きなのか、その辺りはどうですか?
Aspara – レコードが好きなんですよね。重いし移動は大変、場所によってはデータのほうが鳴りもいいし、もうレコードは控えてデータで買うぞと決めても無理ですね。そんな決めごとがなかったかのようにレコードをワッと買っちゃう。
– 好きになる音楽にはどういうとこに惹かれていると思いますか?
Aspara – どういう目的で作られたのかわからないクラブミュージックや、何かが足りなくて何かが過剰な曲とか。一定のルールに則っていながら、それでいて極端な音楽に惹かれます。あとはシンプルなビートに突飛なシンセやボーカルがのってる曲はどうも好きみたいです。
– その感覚はわかる気がします。例えばいくつか曲を紹介してくれますか?
Sonic Sum – Flatlands
DJ Klock – One Of The Sixteen Pads Is Dead
Eero Johannes – We Could Be Skweeeroes
The Sun God – Ancient Echoes (A Tribute To Larry Heard)
Rian Treanor – RAVEDIT A1
https://www.youtube.com/watch?v=U_o3uzzWVkk
– DJで使える曲、使えない曲として普段から音楽を聴いたりしますか?
Aspara – 本当に健全じゃないと思うんですけど、ついついそういう聴き方しちゃいます。こりゃいかんと思って偏りなく買ってるつもりでも、結局めちゃくちゃ偏ってます。
– 好きなDJはいますか?いるならその人のどういうところが好きですか?
Aspara – いっぱいいるんですけど…海外だったらBen UFO。日本だったらDJ KlockのDJや楽曲にはものすごく影響を受けました。あとはさっき言ったPPTV。それからD.J.Fulltonoさん、Ooshima Shigeruさん、Changsieさん。言葉ではうまく説明できないんですが本当にかっこいいDJだと思います。日本にはかっこいいDJがたくさんいます。
– DJやっていなかった人生はどうなってたと思いますか?
Aspara – 出会う人は当然違うでしょうし、ぜんぜん違う人間になってたでしょうね。
……孤独死してる自分を想像しました。
– 最近何聴いてますか?
Aspara – ダイアンのラジオばかり聴いてます…。音楽は日本のTrapとかエレクトロとか特定のジャンルは無いですが横のグルーヴより縦のグルーヴが最近はしっくりきます。あとはK-Lone。Wisdom Teeth周辺のアーティストは面白いです。
– ダイアンのどこが好きなんですか?
Aspara – そこは普通K-Loneについてでしょ(笑)。いつも代わり映えしない話をしているところが好きです。
– K-Loneや、Wisdom Teethのリリースでお気に入りの盤を教えてください。それのどういうところが好きですか?
K-Lone – Barbarossa
Aspara – WT周辺のアーティストは音のバランス感覚が独特で面白いんですよ。この曲に関してはパッと聞いた印象はベースミュージックなんですけど、ベースミュージックはあくまで器で現行のTRAPに近い気がしています。
– オールタイムフェイバリットは誰ですか?またはどんな盤ですか?
Aspara – Cacoy 『Piracle Pa』
– 好きな食べ物はなんですか?
Aspara – こだわりのないポテトフライ(細いやつ)
– ケチャップ付けますか?
Aspara – 塩だけでいいです。なんなら塩もいらないかも。
– 苦手なものはありますか?
Aspara – アスパラガス。
– 名前にもなってるし、何かエピソードがありそうですね。
Aspara – なんもないよ(笑)。おしっこ臭くなるし味も見た目も無理っす。意味不明。
– 音楽以外に何か趣味ありますか?
Aspara – 目的問わず買い物はよく行きます。ちょっとした物を買うだけでも気分が高揚するので、「物を買う」という行為が好きなんだと思います。あとは趣味かわからないけど銭湯。
– サウナは利用しますか?
Aspara – サウナはあったら嬉しいくらいかなぁ。水風呂はマストです。
– 最近ブチ上がったことは何ですか?
Aspara – 『蘭丸』が製品になって手元に届いたときは本当に嬉しかったし、製品になるまで手伝ってくれたみんな本当にありがとうという感じでした。
– 『蘭丸』という名前はどうやって付けたんですか?
Aspara – oboco君が命名してくれました。多分何かをイメージしたんでしょうけど、詳細は僕にも不明です。
– どういう経緯で制作されたんですか?
Aspara – そもそものきっかけは、大阪のDJ、CE$さんがこれまでに制作したDJMixをDiscogsにまとめているのを見て。それまではアーカイブというか記録に残すことにあんまり興味がなかったのですが、膨大な数のDJMixを目の当たりにして、なぜか自分も作らなきゃと思いました。そう思いながらもきっかけがないままダラダラしてるところに「手伝いますよ」とoboco君が声をかけてくれたので、そこから具体的に話が進んでいきました。
これまでなにか作る時は僕一人で全部やってましたけど、今回はそれをやりたくないなぁ、と思っていたので声をかけてもらえてありがたかったです。
– コンセプトを教えてください。
Aspara – 「とにかく速くて強そう」です。これしか考えませんでした。
わかりやすいテーマと内容にしたいと思っていました。
– 再生した瞬間からそれは伝わりました。どういう時に聴いてほしいみたいなのはありますか?
Aspara – 家族や恋人と~とか言いたいんですけど無理だと思うので、やり場のない感情を抱えているとき、走り出したいとき、ムカつく奴をぶん殴りたい時にぜひ聴いてほしいです。
– CDという形でフィジカルでリリースしたのはなぜですか?
Aspara – 単純に製品が好きだからというのもあるんですが、一時期ブックオフとか中古CDを扱っているお店でMixCDを買い集めていて、その音源を聴きながら、どういう時代に、どういう目的で作ったのかなぁと勝手に想像することが好きだったんです。
二次利用じゃないですけど、制作者の意図とは違うものの伝わり方とか勘違いに興味があったし、僕も制作者になりたかった。プレスされていればCDってブックオフとかでも買い取ってもらえるし、いつか自分みたいな人に手にとってもらえるといいなとか考えてて。
データのリリースでもそれは出来たと思うんですけど、そういった部分がより具体的になる気がしたし製品になっていることが一番いい状態なのかなと思いました。
今は誰でも行きやすいお店で取り扱ってもらっているわけではないし、広がりはそんなに無いとは思うんですけど、いつか届くべき人のところに届くと信じています。
– それはすごく面白いですね。『蘭丸』はいろんな解釈されそうです。
Aspara – だと嬉しいですね。数年後が楽しみです。
– ジャケットについて、解説してくれますか?
Aspara – デザインに関しては極力無駄な要素や細かい調整が無い、洗礼されていない無骨なデザインにしたいと思っていました。「とにかく速くて強そう」をテーマにしている以上、慎重さとか丁寧さは必要ないと思ったんですね。写真を提供してくれた小嶋さんとデザインをしてくれた石塚さんには具体的に伝えませんでしたけど、速さに関しては写真で、強さに関してはデザインで表現できたらなと思っていました。お二人のおかげでMixの内容が加速する、最高にかっこいいジャケットになったと思います。
– 『蘭丸2』は作りますか?
Aspara – 作りません!『蘭丸』はこれで完結しました。
この速さで走り続けるのはめちゃくちゃしんどいです。
– 今後、挑戦したいことはありますか?
Aspara – 全国制覇。
– ありがとうございました。
《蘭丸 取扱店舗》
【大阪】
・naminohana recoreds
大阪市北区中崎西3-3-4 浅田ビル3F
営業時間 17:00~21:00
http://naminohana-records.com/
・サイクルショップすずめ
大阪市東淀川区東淡路4-21-16 東淡路豊源ビル102
営業時間 10:00~19:00
https://twitter.com/Cycle_shop_24
【東京】
・TRASMUNDO(店舗販売のみ)
東京都世田谷区赤堤4丁目46-6 2F
営業時間 12:00~22:00
【オンライン】
・アスパラの店
《蘭丸トラックリスト》
joey beltram – Instant(Paul Johnson Remix)
cowles vs denham – a side cowels 2
H&M – 88
Archetype – Metamorph
DJ Rush – This is my life & This is How I Feel
Speedy J – Knicker
James Ruskin – Untitled
Boner M – TSIU
Vice – The Pressure
Peverelist – Dancetil the porice come
Adam Beyer – 4:50
Floorplan – shop
90 Process – Prisoners of Pleasure
Trancemaster – Trance Xode
<DJスケジュール>
死海文書 feat.Pedro Vian(Modern Obscure Music)
10/05(Fri) at Compufunk Records
Open/Start 23:00-
Door ¥2500 1d / With Flyer ¥2000 1d
Line Up
category:FEATURE
2019/11/15
11月23日開催 東京を拠点に海外でも積極的な活動を続け、今まさにアメリカ~メキシコツアー中のCHANGSIEと、大阪を拠点に地道な活動を続けるASPARAによるタイマンパーティー「HARDER」が、10月に虎子食堂で開催された東京編に続き、11月23日に大阪Club STOMPにて開催される。 どちらかの体力が尽きるまで続くパーティーの終演時間は未定。しっかりと体を休めてから臨むことをオススメする、とのこと。 —————————————– HARDER 2019.11.23 SAT at club STOMP(大阪市東心斎橋1-13-32宝ビルB1F) OPEN/START 23:00- DOOR \1,000+1D DJ CHANGSIE ASPARA 公演詳細はこちら。 また、翌日には神戸のKATAKAMNAにて開催される「YUBIWA」にBUCCO、HISA、DISTESTとともにB2Bセットで出演。 アスパラ曰く、「いつも終わりがけにふわっと始まるんすけど、それとは違う雰囲気になるかもっす」とのこと。フライヤーは様々なミュージシャンやメディア媒体へのアートーワーク提供、自身が運営するオンラインショップ”hitoki”でオリジナルグッズや作品の販売も行う沖真秀によるもの。会場はspeedy lee genesis、Mermaid来神時の舞台にもなったKATAKMNAにて行われる。 YUBIWA指輪 2019.11.24 SUN at KATAKMNA(兵庫県神戸市灘区王子町1丁目4-17) OPEN / START 18:00-24:00 DOOR \2,000(w/1D) DJ ASPARA B2B CHANGSIE BUCCO HISA DISTEST
2018/12/25
突如始まった対談シリーズ。初回は、蓮沼執太とTakaoの2人。 Photo by 石塚俊 来年1月7日に恵比寿リキッドルームにてニューイヤーコンサートを控えている蓮沼執太フィル。そして今年EM Recordsからデビューアルバム『Stealth』をリリースし、ニューイヤーコンサートのオープニングアクトを務めることが決まったTakao。今回は公演直前に2人の対談が実現。また今回の公演ポスターを手がけたグラフィックデザイナーの石塚俊も同席して、新井薬師前の喫茶店で話をした。 – 世代的な話なんですが、蓮沼さん、おいくつですか? 蓮沼執太(以下、蓮沼) – 83年生まれで、今年の9月で35歳になりました。 – Takaoはいくつになった? Takao – 僕は26歳になりました。 蓮沼 – じゃあ、9個下なんだ? Takao – たぶん僕は佐久間さんと干支が一緒な気がします。 – そうなんです、同じ申年です。 石塚俊(以下、石塚) – 僕は蓮沼さんの1個上です。なんと、佐久間さんは僕より年上だったんですね。 – 僕の同じ世代って周りに多くて、食品まつりさん、Forestlimitのナパさん、K/A/T/O MASSACREとNOVO!のカトーさんとか。あとはWWWの海法さんは一個下だったかな。 Takao – なるほど~。 蓮沼 – みんな同じ世代なんですね。 石塚 – でも、下の世代とばっかり遊んでるから、実年齢のの気持ちになれなくて。 蓮沼 – ああ。じゃあもうそもそも26歳みたいな感覚で遊んでるってことかな? – 僕も同じですよ。 石塚 – でも佐久間さん、ロングキャリアじゃないですか。 – ロングキャリア(笑) 蓮沼 – ロングキャリアじゃないの? – 蓮沼さんのほうがロングキャリアじゃないですか? 蓮沼 – 10年とちょっとですね。22歳の時にはじめてアルバム作ってるから。何も考えずにただアルバムを作っただけっていう印象ですけど。 – 僕は29歳から曲を作り始めたので、遅いんです。ロングキャリアじゃないんです。 蓮沼 – 29歳から曲を作り始めたというのはすごいですよね。それまでは何されてたんですか? – DJはやってました。話をお2人に戻しますが、蓮沼さんとTakaoはお互いを認識し始めたのはいつからですか? 蓮沼 – 今年です。『Stealth』を(石塚さんが)教えてくれて、聴きました。 Takao – 僕は、蓮沼さんのことはかなり前から知っていました、結構いろいろなところで名前を聞いたり見たりしたことがあったのですが、失礼ながら今年になって、蓮沼さんはこういう音楽をつくっている人なんだ!と知りました。 – 初めて会ったのはいつぐらいですか? Takao – 『アントロポセン』の楽曲試聴会ですね。 – そのTakaoも参加した今回の『アントロポセン』の特典のリミックスCDの人選はかなり驚いたんですが。(食品まつり a.k.a foodman、荒井優作、SUGAI KEN、toiret status、BIOMANなど。) 蓮沼 – この人にお願いしたいっていう下書きリストがザーッとあって。 石塚 – それを見せてもらったときに足したり引いたり勝手に提案して。次に見せてもらったときには、さらにそれがもうちょっと変わってて。 –
2019/07/16
7月15日から7月31日の期間開催。 2019年3月1日よりフランス E&S 社製品の国内総輸入代理店業務を㈱カエルワークスが開始し、再び注目を集めている「DJR 200」「DJR400FX」の実機展示イベントが大阪のレコードショップ naminohana records で7月15日から7月31日の期間開催されている。期間中は実際に店舗にレコードを持ち込んで実機を触る事や、店舗取り扱いのレコードを実機で視聴する事も可能となっている。Master-Sounds、CondesaやMeza Studiosなど新世代のロータリーミキサー達に大きな影響を与えたとされるE&S社の製品を是非この機会に体感してほしい。 会場: naminohana records 大阪市中央区東心斎橋1-13-32 宝ビル3F 会期: 7月15日 (月)〜7月31日(水) 営業時間 17:00~21:00 日曜定休 ※私物レコードの持参可能 展示期間中の7月26日(金)はclub Stompにて実際にE&S DJR400FXを使用したイベントが開催され、DJはAspara、Keita Kawakamiが出演。この日のPAはyoriが担当。E&S製品の音質やポテンシャルを体感出来るスペシャルなイベントとなっている。 「道中 with E&S DJR400」 2019.7.26 fri OEPN 22:00- VENUE Club Stomp DOOR ¥1000(+1D) DJ: Keita Kawakami, Aspara PA: yori Flyer: isoroku
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