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Grey Matter Archivesオフィシャルブートレグ盤

Grey Matter Archivesの公式海賊盤について。Mixシリーズというプラットフォーム。

 

 

Grey Matter ArchivesとはAVYSSの編集を行うSakumaことCVNが主宰するミックスシリーズである。昨年7月からスタートしたGrey Matter Archivesは国内外のエレクトロニックミュージシャンを主軸に様々なアーティストのMixを公開してきた。Orange MilkとWhere To Now?の両方からリリースする音楽性と立ち位置がCVNと共通するfdg.を皮切りに、Orange Milk主宰のSeth Graham、angoisse主宰David M. Romero、The Death Of RaveのRian Treanor、PANのFlora Yin-Wong、Nick Klein、ジャパンツアーも成功に終わったKate NV、S Olbricht、Jesse Osborne-Lanthier、Ptwiggs、JS Aureliusなど海外勢、国内はUltrafog、Nozomu Matsumoto、pootee、Kenji、荒井優作、shine of ugly jewelなどが参加している。先日公開されたEco Futurism CorporationHERBARIUMのMixで73番目のMixとなった。

 

 

それまでSoundcloudでのストリーミングのみであったGrey Matter Archivesが、公式の海賊盤としてフィジカルでリリースすることを発表。現在は10月頃のリリースということのみが発表されている。

 

エクスペリメンタルからテクノまで、人によって解釈は多少ズレがあると思うが広義のエレクトロニックのシーンにおいて、ミックスシリーズは確立されたプラットフォームになっていると言っていい。FACT Magazineなどメディアが行うミックスシリーズもあれば、レーベルがリリースとは別ラインとして行うケースもある。またNTS RadioRinse FMのようにネットラジオという形式も多数存在する。

 

その中でも”ミックスシリーズ”に特化しているBlowing Up The Workshopはいまだに匿名性も維持していてシンプルに表現している。レーベルも行うDJ PitchとGribsが主宰のTobago Tracksはヨーロッパでも最高峰のクオリティを誇っているシリーズだ。JEROMEの更新率は他とは比較にならないくらいに圧倒的だ。毎回アートワークが特徴的なメキシコのMitamine Labはカセットレーベルのようにバッチリリースを行う。先日はLynnのミックスを公開していた。

 

 

日本のミックスシリーズはどうだろうか。今回記事になっているGrey Matter Archivesの他に、shine of ugly jewelが主宰のDark Jinjaの存在がかなり大きい。

 

 

最近はあまり更新されないがSIMが行うシリーズSIM MIXも忘れてはならない。

 

 

アーティストの背景、世界観、趣味趣向など、そこをスタートにして掘ろう思えば縦にも横にも掘り進めていける”ミックスシリーズ”というプラットフォーム。上記のシリーズはかなり個人的な好みで選んで紹介しているが、世界には他にも多数のエッジの効いたシリーズが存在しているので、自分で掘って探してみてはどうだろうか。

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