2018/07/04
Florian Kupferが自分の曲をサンプリングしているとラッパーのCousin Stizzをインスタで訴えた。
問題となったのはボストンのラッパーCousin Stizzが2015年に発表したミックステープ『Suffolk County』に収録されている『No Bells』。この曲をプロデュースしたのはCousin Stizzの曲を多く手がけるDumDrumz。
ベルリンを拠点にするDJ/プロデューサーFlorian Kupferは自身が2014年にL.I.E.S.からリリースしたEP『This Society』 に収録されている『Resistors』をサンプリングしているとインスタで訴えている。
以下を聴き比べてみよう。
確かに、これはサンプリングしているように聴こえる。サンプリング自体はヒップホップに限らずエレクトロニックミュージックやクラブカルチャー全体にとって欠かせない文化であるのは事実であり、個人的にもサンプリングを使用した楽曲が好きだ。しかしながらトップスターのKanye Westでさえ、先日リリースされた『ye』の1曲目『I Thought About Killing You』において権利をクリアせずにベルリンのエレクトロニックレーベル最高峰のPANからリリースされたKareem Lotfyの曲をサンプリングして騒動になった事も考えると、この問題はまだまだ続きそうだ。
Kanye samples mono no aware smh
— PAN (@PAN_hq) June 1, 2018
category:NEWS
2018/11/04
新作『NOT ALL HEROES WEAR CAPES』で北欧のシンガーAnnieの曲をサンプリング。 しばらく沈黙状態にあったアメリカを代表するトッププロデューサーMetro Boominがニューアルバム『NOT ALL HEROES WEAR CAPES』をリリースした。参加ラッパーもGucci Mane、Travis Scott、Drake、21 Savage、Offset、Young Thug、Swae Lee、Gunna、Kodak Black、WizKidなど超豪華絢爛仕様のアルバムになっている。 収録曲の中でTravis Scottをfeatした2曲目『Overdue』を聴くと、イントロからなんだか懐かしい曲がピッチを速めて鳴っている。北欧のシンガー/プロデューサーAnnieの『Anthonio』である。北欧のポップミュージックやインディを聴いてる(聴いてた)人にはけっこうわかりやすいサンプルではないだろうか。
2021/01/14
新作ミックステープより Tik Tokで楽曲がヒットし、注目を浴びることになったAshnikkoは自己愛と女性のエンパワーメントをテーマとする楽曲を発表し、そのパフォーマンスはジェネレーションZの新たな象徴として支持されている。 そんなAshnikkoが、初音ミクとのコラボレーションシングル「Daisy 2.0」に続き、2月19日にリリースを予定しているミックステープ『Demidevil』から収録曲「Deal With It (feat. Kelis)」をMVと共にリリース。今作はKelisの1999年の名曲「Caught Out There」を公式サンプリングした楽曲となり、Ashnikkoは「(Kelisをサンプリングすることは)夢が叶ったようなもの、私の子供の頃の音楽のヒーロー」と語っている。また、「パイレーツ・オブ・カリビアン」を彷彿とさせる海賊をテーマにしたMVも公開。 他にもミックステープには、アヴリル・ラヴィーンへのオマージュである「L8r Boi」など、90年代後半から2000年代初期の女性アーティストへのリスペクトを込めた楽曲が収録され、さらにPrincess NokiaやGrimesも参加。現在オフィシャルサイトでは、Tシャツ、レコード、カセット、マスクなど多数のバンドルが予約可能となっている。 Ashikko – Deal With It (feat. Kelis) Label : Parlophone Release date : 12 January 2021 Stream : https://ashnikko.lnk.to/DealWithIt Ashnikko – “Demidevil” Label : Parlophone Release date : 19 February 2021 Pre-order : https://www.ashnikko.com/ Tracklist 1. Daisy 2. Toxic 3. Deal With It (feat. Kelis) 4. Slumber Party (feat. Princess Nokia) 5. Drunk With My Friends 6. Little Boy 7. L8r
2020/02/10
3月20日アルバム発売 日本のLSTNGTの作品もリリースするスペイン・バルセロナのレーベル〈Cønjuntø Vacíø〉の共同運営者Andrea Pérezがボーカルとして率いるバンドWind Atlasがニューアルバム『Arche-Fossil』を発表。 その『Arche-Fossil』から先行でシングル「Hunger」をリリース。この曲ではベルリンのレーベル〈PAN〉に所属するプロデューサーM.E.S.H.の1stアルバムに収録の「Optimate」をサンプリングし、ループさせている。Wind Atlasはゴシックでドリーミーなダークウェーブを軸に民族的なリズム、アンビエントなど様々な要素を意欲的に取り込んできた。攻撃的でありながら催眠的でもあり、独自の領域に達しながらも常に挑戦的なWind Atlasによる激しいハイブリッドアルバムになるだろう。 『Arche-Fossil』は3月20日に、〈Cønjuntø Vacíø〉からリリース。 Wind Atlas – “Arche-Fossil” 1. Hunger 2. Where Nothing Happens 3. Dos Ojos 4. That Mouth 5. Esta Despedida 6. Oceanic Sexuality 7. Nada 8. Days Of Sadness 9. Do You Have A House? 通常盤 : https://conjuntovacio.bandcamp.com/album/arche-fossil 限定盤 : https://windatlas.bandcamp.com/album/arche-fossil
1/20 SPREADにて初ワンマン開催
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