2018/07/02
“生きる尾崎豊”、YDIZZYが久々の新曲『not (dead)』のMVを公開。プロデュースはChaki Zulu、MVはSpiky Johnが担当。
昨年末から沈黙状態にあったkiLLaの中心人物YDIZZYが復活し、新曲とMVを公開した。プロデュースはChaki Zulu、MVはSpiky Johnが手がけている。MVのように、渋谷の夜に震える不穏な低音が新しい始まりを予感させる曲だ。またkiLLaのメンバーもMVに出演しており、kiLLaの今後の動きとYDIZZYのアルバムに期待が寄せられる。
ちなみに動画のクレジットにある”GROUNDDIM”は新しいプロダクションチームであろうか。
昨年、Chaki Zulu全面プロデュースでリリースされたアルバム『DIZZiNESS』はこちら。
kiLLaといえば、個人的にはKEPHAの新しいリリースも待ち望んでる。これまでにアップされていたMVがいくつも削除されてしまっているのが気になるところだ。
category:NEWS
tags:Chaki Zulu / kiLLa / Spikey John / YDIZZY
2018/07/19
今年のFUJI ROCKで一夜限りのDJを復活をするChaki Zulu。YENTOWNの始まりについて、プロデューサーとして。 Chaki Zuluは日本を代表するヒップホッププロデューサーである。その評価はヒップホップという枠を超えて広がりを見せており、尋常ではない作品のリリースペースとクオリティの高さは他を圧倒している。近年のプロデュース作品ではYENTOWNに所属のMONYPETZJNKMN(MonyHorse、PETZ、JNKMN)、Awich、kZmをはじめ、kiLLaのYDIZZY、Anarchy、SALU、加藤ミリヤなども手がけており、これらの作品から彼を知った人も多いのではないだろうか。Chaki Zuluのキャリアは長く、2000年代初期のエレクトロシーンではTHE LOWBROWSのメンバーとして日本のシーンを牽引していた。当時、毎週のように東京のクラブでDJをしていたイメージだったが、エレクトロの衰退と時期を同じくしてTHE LOWBROWSの活動ペースも緩やかになる。しかし2015年以降、YENTOWNと共に彼の名前は一気にヒップホッププロデューサーとして広がる。個人的にエレクトロ時代のイメージが強かっただけに、2015年以降のYENTOWNの活躍の裏に彼がいることを知ったときは非常に新鮮な驚きであった。THE LOWBROWSからどのようにYENTOWNが始まったのか。またプロデュース作品を振り返りつつ、プロデューサーとしてのChaki Zuluに迫ってみた。都内某所の彼のプライベートスタジオにて。(取材:佐久間、山崎) – Zuluってどういう意味ですか? Chaki Zulu(以下、Chaki) – アフリカにズールー族っているんです。Afrika Bambaataaって、昔いたじゃないですか、ヒップホップの初期の頃に。その人らが音楽の指導者みたいな意味を込めて、ズールーネーションっていうクルーを作っていて。で、そのズールー族の初代の酋長がシャカ・ズールーって言うんですよ。俺、Chakiってあだ名だったんで、アメリカの友達がChaki Zuluって言い出したんですよ、シャカ・ズールーに似てるから。 – 響きが似てるからですか? Chaki – そう、シャカ・ズールーにもじって。もうそのままちょっとキャッチーだし良いなと思って。 – そういうことなんですね。ところで、THE LOWBROWSは活動終了とか、解散宣言みたいなの何もしてないんですか? Chaki – 何もないです、はい。 – 自然に終了したという感じなんでしょうか? Chaki – 今は自然にオリジナル作るの止めたって感じですかね、別になんの意図もないです。やりたくなったら、やるかもしれないですし。 – 経歴の時系列の確認で、『Ollie』のインタビューを読んだときに、DMM.comで働いていたって書いてあったんですが、それっていつぐらいなんですか? Chaki – えっと。もう退社して10年ぐらいになるかもです。ちょうどLOWBROWSの頃はDMMでしたね。 – CANNABIS(原宿のセレクトショップ)でも働いてたんですよね。 Chaki – その前ですね。 – ちなみにGALLIANOくん(LITTLEBIG)とはもともと友達だったんですか? Chaki – いや、CANNABIS入ってGALLIANOと仲良くなったんですよ。 – そういうことですね。で、YENTOWNがスタートしたの2015年って書いてあったんですけど、THE LOWBROWSからYENTOWNまではどういった流れだったんでしょうか? Chaki – 2014年ぐらいには、LOWBROWSのリリースがちょっと考えられなくなっちゃって。自分ら的にも、ちょっと飽きてたっていうか、なんていうかそんな感じです。あと結構大きいのが、自分がステージに立ってどうこうするとか、自分の名前で「俺がミュージシャンだ、アーティストだ」と言って、音楽を出すってことに、実は心のどこかでずっと抵抗があって。人前でDJをするとか。雑誌にでるとか。 – あ、そうなんですね。 Chaki – あんまり向いてないというか人前に出るのが。自分の性格的に。商売するに当たって、自分を良く見せられないのに、他のものも良く見せらなっていうのは、持論であって。商売でもなんでもそうですけど、元々10円ぐらいの価値しかないものを、付加価値をつけて100円とか200円に見せるのが商売だと思うんですけど、自分に価値を付けられないうちは、他に価値も付けられないなっていうのは、あって。それで自分自身を、どんだけよく見せるかってことには挑戦はしてきたんですけど。でも、ちょっと限界を感じて、マインド的にも結構嫌になってしまったっていうのはでかくて。それで2014年ぐらいに、どうしよっかなと。正直、音楽も辞めよっかなぐらいに思ってた時期もありました。 – え、本当ですか。 Chaki – で、今のYENTOWNのリーダーであるJNKMNっていうラッパーに、「ヒップホップ作ってください」と言われて。でも、俺はヒップホップ好きだけど、作るのは嫌だなーと。 – なぜ嫌なんですか? Chaki – まず冒頭、嫌々話ですみません。 – いえ、大丈夫です。 Chaki – っていうのが、これは良くない固定観念だったんですけど、ラッパーってどうしようもねえなっていう(笑) 関わりたくなかったんですよ。日本語ラップもちろん聴いてたし、ヘッズなんですけど、友達にはなりたくねえなって感じでした。 山崎 – JNKMNさんから「ヒップホップ作って」って言われてこの流れになったっていう話で、JNKMNさんとはどういう繋がりだったんでしょうか? Chaki – なんかクラブではちょこちょこ会ってたんですけど、やっぱ人相悪いし、なんか「うぃっす」ぐらいにしとこうと思ってたんです。で、PETZが結構陽気なんで仲良くなってって、PETZとJNKMNは仲良いんで、次第にJNKMNとも遊ぶようになってって。YENTOWNやる前って、俺めっちゃ暇だったんですよ。暇っていうか、音楽もモチベーション下がってた時期なんです。いつもフラフラ遊んでて、JNKMNも基本フラフラしてたんで、呼べば来るみたいな。あっちもすぐ呼んでくれるみたいな感じだったんで。しゃべる時間もそれに比例して増えて。 山崎 –
2018/07/18
kZmの1st Album『DIMENSION』から新たなMVが公開。 YENTOWNのkZmのファーストアルバム『DIMENSION』から新たなMVが公開。5lackを客演に迎えた『Wolves』、秋葉原を舞台にしたMVを手がけたのはSPIKEYJOHN、プロデュースはYENTOWNを支えるChaki Zuluによるもの。 また『DIMENSION』収録のBIMを客演に迎えた『Dream Chaser』のシングルカットも決定している。こちらは7インチとしてのリリースになる予定だ。
2019/11/06
WW MANが渋谷をジャック YENTOWNやkiLLaなど数多くのラッパー / アーティストの作品を手がけ、ミュージックビデオの一つのトレンドを作り出したと言っても過言ではない映像作家Spikey Johnが、セイコーの新ストリートファッションウォッチWW(ツーダブ)の発売を記念し、スペシャルムービーを制作。 あらゆる“ストリート生まれ”のものを愛し、常に社会通念や古い考えに立ち向かうWW MANが、ストリートカルチャーの歴史が詰まった渋谷のビルの壁や屋根、鉄骨の上をインラインスケート で駆け巡り、社会の抑圧から解き放つ感情をダイナミックな映像で表現。また、広大な渋谷の街並みをド ローンで撮影し、躍動感溢れる映像に仕上がっている。音楽はDJ UPPERCUT、ドローンは北川哲一郎、CGはアルゼンチンのLAPOSTAが担当。 https://www.youtube.com/watch?v=3unEUMpVYvo&feature=youtu.be 2000年に誕生したシ リーズ「WIRED」を、今一度「WIRED reWrite」することを意味するWW。次世代の時計のあり方を模索するなかで原点に立ち返り、一つひとつのパーツの意味 と改めて向き合い開発されたことで、今までなかった直感的な操作性を生み出しているとのこと。 WIRED 特設サイト:https://w-wired.com/ww/pc/
第1弾収録アーティスト発表 more
レーベル第一弾作品は後日発表
more
受け手の自由に寄り添う作品
more